11月02日 19時04分
10月末、愛知県一宮市で、小学4年生の男の子がトラックにはねられて死亡した事故では、トラックを運転していた男が警察の調べに対し、「スマートフォン向けのゲームアプリ『ポケモンGO』をしていて前を見ていなかった」と供述しています。
この事故を受けて一宮市の市長は、4日にもゲームの運営会社に運転中はゲームの操作が一切できないようシステムの変更を要請することを決めました。
10月26日、愛知県一宮市で、横断歩道を渡っていた小学4年生の則竹敬太くん(9)がトラックにはねられて死亡した事故では、トラックの運転手で、逮捕・送検された、会社員、川合信右容疑者(36)が、警察の調べに対し、「『ポケモンGO』をしていて前を見ていなかった」と供述しています。
この事故を受けて一宮市の中野正康市長は、4日にもゲームの運営会社に車の運転中はゲームの操作が一切できないよう、システムの変更を要請することを決めました。
ポケモンGOは、現在、運転中の操作制限対策として、スマートフォンが一定以上の速さで移動すると、画面に「移動速度が速いため、プレイを制限しています」という表示が出て、操作できなくなるようになっていますが、運転者ではないと入力すると、制限が解除できます。
中野市長は「この度の事故で将来ある子どもの命が失われ胸が痛みます。すべての『ながら運転』がなくなり、二度とこのような事故が起こらないことを願っています」とコメントしています。
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