11月02日 19時04分
愛知県新城市で行方が分からなくなっていた71歳の女性が、10月、遺体で見つかった事件で、検察庁は男女2人を死体遺棄の罪で起訴しました。
捜査関係者によりますと、この内、40歳の男は女性に暴行を加えたことを認め「死亡したので遺棄した」と供述しているということで警察は死亡したいきさつについて、さらに捜査を進めています。
起訴されたのは、いずれも住所不定・無職の小久保裕弘被告(40)と、影山友美被告(41)の2人です。
起訴状などによりますと、2人は去年12月、新城市七郷一色で、1人暮らしをしていた荻野サクコさん(71)の遺体を近くの山の中の廃屋に隠したとして死体遺棄の罪に問われています。
荻野さんは、10月、遺体で見つかり、木片などで隠されていたということです。
これまでの調べによりますと、2人は去年9月ごろから荻野さんの自宅に出入りし、市などには親族だと装って、荻野さんのキャッシュカードで現金を引き出していた疑いがあるということです。
捜査関係者によりますと、その後の調べに対して小久保被告は、荻野さんに暴行を加えたことを認め、「死亡したので遺棄した」と供述しているということです。
警察は荻野さんが死亡したいきさつについて、さらに捜査を進めています。
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