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■「トランプ王国」を行く:12 @ニューハンプシャー州ホルダーネス

 トランプ氏が共和党予備選で初勝利を飾ったのが北東部ニューハンプシャー州だった。当時は主要候補だけでも10人以上の乱立状態だったが、同氏は35%超を得票して圧勝。快進撃はここから始まった。

 予備選2日前の2月7日、トランプ氏は同州ホルダーネスの州立大学で学生や地域住民を前に集会を開いた。「海外に流れた仕事を米国に取り戻す」。同氏は拳をふりあげて聴衆を鼓舞。ジョークを交えながら、メキシコ移民や、日本や中国の「為替操作」を批判すると、会場の若者から歓声があがった。

 会場で取材した東京大学の久保文明教授は「小話の連続や、根拠の乏しい話を50分も聞かされるのは、なかなかつらいですね」と疲れた様子。では、若者たちはどう感じたのだろうか。

 会場の外で待っていると、興奮冷めやらぬ大学1年の女性3人組が出てきた。手にはそれぞれトランプ支持のプラカード。刑事司法と環境科学を専攻するブリィ・ドゥボルさん(18)、生物学専攻のレイチェル・ストッカーさん(20)、経営学専攻のアリッサ・パストさん(20)の3人が取材に応じてくれた。

     ◇

――トランプ氏のどこを評価していますか?

ブリィ・ドゥボル:不法移民の侵入を防ぐためにメキシコ国境沿いに壁を建設すると約束したからです。不法移民は私たちの仕事を奪いに来るんです。

レイチェル・ストッカー:え、本当?

ドゥボル:本当よ。不法移民が米国に入ってきて、私のパパと同僚の仕事を奪ったんだから。

ストッカー:え、そうだったの。

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