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津波防災の日を前に中空で訓練

11月02日 10時10分

津波防災の日を前に中空で訓練

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11月5日の「津波防災の日」を前に中部空港では、大津波警報が発表されたという想定で、従業員らが避難経路を確認する訓練を行いました。
「津波防災の日」は、東日本大震災を受けて5年前に制定されたもので、愛知県常滑市の沖合2キロに浮かぶ中部空港では、制定された年から毎年、訓練場所を変えながら実施しています。
1日は、飛行機の給油や貨物倉庫など地上で働く従業員が参加し、大津波警報が出たことを知らせるサイレンの音を確認したあと、ターミナルビルと旅客機をつなぐ通路に上がる経路を確認しました。
また、津波の際に利用する非常用出入り口からターミナルビルへと避難する経路も確認し、海抜15メートルほどの高さがあるビルの3階まで避難しました。
貨物地区の1階事務所で働く大手航空会社の女性従業員は、「東日本大震災の発生で津波の怖さを今も身近に感じています。訓練で確認したことをほかの社員にも伝え、安全に避難できるようにしたいです」と話していました。

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