8日
13時59分
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「7人の侍」区議、自身の会社に政務活動費1080万円
小池都知事を支える、いわゆる「7人の侍」の1人、自民党豊島区議団・河原弘明幹事長の政務活動費をめぐる問題で、河原幹事長が関係する会社に5年間でおよそ1000万円を超える政務活動費が支払われていたことがわかりました。
自民党豊島区議団の収支報告書によりますと、2011年度からの5年間で、河原幹事長が役員を務める豊島区内の印刷会社に10人以上の区議や区議団から会報の印刷代金として80回余りで合わせておよそ1080万円が支払われていることがわかりました。河原幹事長によりますと、発注は豊島区議に当選した2007年からおよそ10年間続いていて、印刷代金は政務活動費から支出されているということです。
豊島区議会の内規では「議員個人等の資産形成につながるおそれのある政務活動費の支出」を禁じていて、今回のケースはこれに抵触するおそれもあります。
「私が印刷会社の者で議員になったので、『河原さんのところでやったらどうだい?』ということで。使い方や自分たちの行動、小池さんに迷惑をかけないようにやらなければならない」(自民党豊島区議団 河原弘明幹事長 先月)
JNNの取材に対し、河原幹事長は「印刷費の水増し請求など不正はない」としています。(08日13:38)