1. 福岡県筑前町のコスモス畑に”上陸”していた全長約10メートル、高さ約7メートルの巨大なワラでできた「シン・ゴジラ」が、夜間の赤色のLED点灯を中止にした。
11月1日に出現したシン・ゴジラ。地元の秋祭りの前夜祭として、5日から夜になると、シン・ゴジラを外側からライトアップしていた。
加えて、内側からLED電球を使い、目、口、胸、しっぽの部分を、LED電球で真っ赤に点灯させた。
しかし、6日に東京・明治神宮外苑であったイベント「東京デザインウィーク」で、木製のジャングルジムのような展示物が燃え、5歳の幼稚園児が死亡した事故を受けて、LED点灯の中止を決めた。
2. BuzzFeed Newsは、主催する「筑前町ど~んとかがし祭実行委員会」に問い合わせた。
LEDによる点灯で、ワラの発火点(260度)を超えるほどの高熱にはならないと考えている、とした上で、担当者はこう説明した。
「ワラは燃えやすいです。そこに、電気配線を使っている以上、絶対に問題がないとは言い切れません。なので、安全第一で中止を決めました」
3. 外側からのライトアップは継続する。
「シン・ゴジラから離れた位置に投光器を置いており、ワラが熱くならないよう、安全対策を講じています」
LEDでの点灯は、ライトアップと同じく、12日までの予定だった。夜間は、ライトアップだけになってしまったが、その姿は圧巻だろう。
公開は12月初旬まで。日中にもシン・ゴジラをじっくり見物できるのでご安心を。