8日
15時11分
1分2秒
西之島のドローン映像、至近距離で火口撮影も
噴火活動によって拡大した小笠原諸島の西之島をドローンで撮影しました。噴火開始以来、初めて火口の至近距離での撮影にも成功しました。
これは、先月24日、JNNのドローンが撮影した西之島の映像です。
2013年からおよそ2年にわたって噴火が続いた火口。真上からの至近距離の撮影は初めてです。火口周辺では煙が確認でき、今も火山活動が続いていることが伺えます。周辺の海域では温泉が湧き出ていて、海面の変色も確認できました。また、映像では、白っぽい従来の西之島と、その上を覆うようにできた黒い溶岩の塊との境界線が、はっきりと確認できます。
測量のために上陸した海上保安庁の職員が体を海水で洗うのは、島の生態系維持のため、植物の種などを持ち込まないようにするためです。
海上保安庁は今後、半年をめどに海図を作成し、新たな領海およそ70平方キロメートルが確定することになります。(08日14:32)