慶大生また不祥事、彼女を線路に突き落とし殺人未遂容疑で逮捕

2016年11月8日6時0分  スポーツ報知
  • 事件時の日吉駅

 神奈川県警港北署は7日、交際相手の女子学生をホームから線路に突き落としたとして、慶応大学法学部3年の小沢友喜容疑者(22)を殺人未遂の疑いで6日に逮捕したと発表した。同署によると、小沢容疑者は「殺そうとは思っていない」と容疑を否認。女子学生は飲酒後、「2次会に行くか行かないかで口論になった」と話している。慶大では9月に複数の男子学生が女子学生に性的暴行を加えたとされる問題が起きるなど不祥事が相次いでおり、慶大広報部は「本人に話を聞き、厳正に対処する」とコメントした。

 港北署によると、小沢容疑者と女子学生は慶大の学生で考古学を研究するサークルに所属し、交際していた。6日夜、東急東横線日吉駅周辺の居酒屋で、サークル仲間約15人での“飲み会”があった。小沢容疑者はアルコールを大量に摂取し、足元がおぼつかない状態だったという。

 “1次会”が終わった後、事件は起きた。酔っぱらった小沢容疑者を自宅まで「送る」と言って女子学生は、2人で日吉駅に向かった。改札を抜けた午後8時55分頃、渋谷方面行きの4番ホームの中央付近へ。小沢容疑者が「2次会行かないの?」と聞くと、女子学生が「あなたを自宅に送ったら合流する」と答えた。それを不満に感じたか、男は怒り出し、口論になり、女子学生は線路に突き落とされた。

 「きゃーっ」という女子学生の悲鳴を聞きつけた男性利用客が駅員に知らせ、駅員が非常停止ボタンを操作。進入してきた特急電車が約400メートル手前で止まったという。東急電鉄関係者によると、非常停止ボタンが押されなければ、約18秒後に電車は駅に進入してきたという。当時は約4~5分間隔で電車が来る時間帯。幸い女性は、膝を打撲する程度の軽傷だったが、大惨事になった可能性もあった。

 小沢容疑者は現場から逃走。駅員からの110番で駆け付けた署員に発見され、駅改札付近で取り押さえられた。調べに対し、「突き落としたのは間違いないが、殺すつもりはなかった」と容疑を否認している。捜査関係者によると、女子学生は容疑者を「彼氏」と呼び、聞き取りに応じているという。

 学生による不祥事が相次ぐ名門慶大。慶大広報部は「(容疑が)事実であれば大変遺憾。大学でも本人に事情を聞き、厳正に対処したい」とした。

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