大動脈弁の置換手術を受けた際のエピソードを初告白した杉良太郎=東京・内幸町【拡大】
俳優、杉良太郎(72)が7日、東京都内で行われた「日本心臓財団プレスセミナー」に出席。心臓からの血流が悪くなる大動脈弁狭窄症で、昨年12月15日に大動脈弁の置換手術を受けた際の秘話を初告白した。
杉はその時期、TBS系「下町ロケット」に出演中で、当初は自身のクランクアップとなる同13日夜から入院予定だった。しかし、同日夜の撮影で、共演の吉川晃司(51)が難しい長ゼリフでNGを連発。撮影が延び、入院が翌14日にずれ込んだと明かし、「吉川晃司に殺されそうになった」と冗談まじりに振り返った。
杉は現在、1日3回薬を飲む生活だが、今年は文化功労者に選出されるなど大活躍。「手術後は与えられた命で新しいチャンスをもらったと考えるようになった」と以前にも増して力をみなぎらせている。