●羽生 善治(はぶ よしはる)
(生年月日1970年9月27日 - )
日本の将棋棋士。二上達也九段門下。
1996年2月14日、将棋界で初の7タイトル独占を達成。全7タイトルのうち竜王を除く6つでの永世称号・永世王位・名誉王座・永世棋王・永世棋聖・永世王将)の資格を保持。さらに名誉NHK杯選手権者の称号を保持しており、7つの永世称号の保持は史上初。(羽生善治 - Wikipedia )
曖昧で答えのわからない状態というのは誰にとっても辛いものですが、私はそういう局面こそ強くなるチャンスだと常に考えるようにしています
守ろう、守ろうとすると後ろ向きになる。守りたければ攻めなければいけない
現代は様々なリスクが定量化されているので、必要以上に数値にとらわれると臆病になってリスクが取れなくなります
漠然とした不安は、立ち止まらないことで払拭される
平均点を目指すと、限界も決まってしまう
勝ち負けには、もちろんこだわるんですが、大切なのは過程です。結果だけなら、ジャンケンでいい
ハートで考えるという概念がとても好きです
指導の基本は本人が気づくための時期を待つ
人間は自分にとって必要なことのみ覚える能力がある
感性を研ぎすます秘訣は、ほかのジャンルの人と積極的に話し、聞くこと
机上の理論や研究だけでは見えてこない部分。それは実戦を通して身につけていくしかない
難しい問題に対して、わからないと思いながら考え続けた根気。ずっと我慢して費やした時間。そうしたことがプロとして育っていくことを助けたのではないか
まっさらな状態で先入観なしで見ることが一番重要でしょう
大差をつけて勝つ必要はない。常にギリギリの勝ちを目指しているほうが健全な状態
才能とは10年、20年と同じ姿勢で同じ情熱を傾けられる力のこと
その人なりの選択を繰り返して多くの手数を積み重ねた結果「棋風」が醸し出される
お互いの考え方の違いや棋風の違いを認識することから成立する対話もある
将棋というのは大海原のような世界ですね。指していると、人間の小ささを感じる
将棋に限らず何事でも発見が続くことが楽しさ、おもしろさ、幸せを継続させてくれる
忘れていくというのは次に進むための大事な境地
自分自身を裏切らない努力の姿勢が、未来の結果として現れてくる
いかに集中するかではなく、いかにうまく休むかということを考える
選んだ以上は後悔しない。あとは振り返らない
夜の闇が暗ければ暗いほど朝も明るくなる
目の前の勝負以外のところで、やっぱり何かしなくてはいけない
“そんなバカな” と思われることから、創造は生まれる
冷静でいられるか。客観的でいられるか。焦らないでいられるか
何時間も考え続けることができる力。そして、その努力を何年もの間、続けていくことができる力
山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには “選ぶ” より “いかに捨てるか” のほうが重要である
将棋にはさまざまな種類の駒があって、それぞれが違う動きを持っている
知識は単に得ればいいというものではなく、知識を積み重ねて理解していく過程で “知恵” に変える必要がある
人間は将棋を理解していません。まだまだ知ることが、たくさんあります
仕事に行き詰った時は整理整頓
好きなことなら時間が経つのも忘れてやり続けることができる。本当に夢中になったら黙っていても集中するものだ
負けた時には絶対に原因があります。必ず自分自身のなかにミスがあります
未知の局面に出くわした時、どれだけ素早くその局面に対応できる力を持つか
棋士は決して逸脱できない法律のなかで、建物を造りなさいと言われているようなもの
どんな場面でも今の自分を認めること
ひとつの局面について読んでいると、たとえ読みが外れて全く想定していない局面になっても何とか対応できる
調子が戻るまでにはある程度の時間は必要。一局一局を丁寧に指しているうちに、いつの間にかよくなっている
仕事の醍醐味とは情熱を持続すること。結果ではなく内容からおもしろさを発見すること。誇りと責任を持つこと
優位のほうは慎重になり、悪いほうは開き直っているから逆転しやすい
意表を突かれることに驚いてはいけない
対局相手は自分の個性を引き出してくれる存在
自分の考えを時折言語化してみる
ごちゃごちゃ考えすぎずにシンプルな思考を心がける
マイナス面に打ち勝てる知性、自分自身をコントロールする力を同時に成長させていかないと、経験を生かしきるのは難しくなってしまう
時間制限があるからこそ目標に向かって集中できる
道の途中でも、その時にしか感じることができないものもある
今努力しても突然強くなるということはありません。反対に、努力しないからといって突然弱くなるということもありません
だらしない手を指してはいけない。とにかく前へ出る
☆おすすめの名言集