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トップ > シゴタノ! > #たすくま バージョン1.1.15からメモ欄が大きく広がりました



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佐々木正悟 たったこれだけのことで、抜群にメモしやすくなるので、この種のインターフェイスはバカにできません。

「見た目」の問題ももちろんですが、それ以上に、実際こうなると従来の「一行メモ欄」とは違って、「改行以下」が見える化されるので、たとえば箇条書きなども全部たすくまに書き残す気運が高まります

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手書きかデジタルかは単に慣れの問題

異論はあるでしょうが、私はメモの手書きがいいかデジタルでもいけるかというのは、多分に慣れの問題だと思います。

もちろん図が入るなら話は別です。それはたすくまのメモ欄では無理な話です。

しかし、メモしたいことを文章化して、それをただ書き残せばいいのであれば、私はたすくまのメモで事足ります。

これは私の脳が特殊だというのではなく、慣れたからです。

以前、留学中ずっとアメリカで暮らしていて、しかも専攻を英語で勉強していれば、「イヤでもいつかは」英語で思考するようになる、と指導教官から言われたことがあります。

とてもそうは思えませんでした。「大麻には常習性があって、禁断症状にいたる場合もある」といった内容を、英語で自然と考えるようになるなんて、自分の語学力ではとても実現できそうにない、と。

という考えは全くの誤りでした。これは「語学力うんぬん」の問題であるようで、実は習慣の問題でした。

朝起きてテレビをつければアメリカのニュースが英語で流れ、授業に行けばアメリカ人ばかりで、先生もアメリカ人で、教科書も英語だという環境にあって、「思考だけ日本語」というのは、めんどうくさくてできなくなるのです。

「めんどうくさい」というのは言葉以上に驚異の力を持つ、というようなことはよく言われますが、これは言葉がいけないのです。「めんどうくさい」というと、何かごくつまらないことをおっくうがっている怠け者、みたいなイメージがつきまといますが、めんどうくさいというのはしばしば、とても不自然なことを無理してできない、という意味です。

頭の中で、マリワナを大麻に、ハビタントを常習性に、ウィズドローワルを禁断、シンポタムを症状、ケースを場合、などといちいち精神力を用いて書き換えるのでは、時間はかかるしすごく疲れるしで、そのうちぜんぜんやらなくなります。「ぜんぜんやらなく」なるということは、「英語で考えて」いるのです。

メモもまったく同じで、少なくとも私の環境において、文章はすべてテキストにするのだし、その過程で使うのはEvernoteかNotebookかUlyssesということになっているのに、メモだけあえてメモ用紙を使うというのは、時間もかかるしすごく疲れるので「いつしかやらなくなった」だけです。

しかし「メモする」ことだけはやり続けているので、ほとんど無意識のうちにたすくまに打っているわけです。あえて意識的にメモ帳を使うこともできるわけですが、それはあえてやることです。日本にいるのに、思考だけ英語でやろうというようなものです。

そもそも紙の手帳にメモするというのは、メモをする人だから「それが自然で人間的」だと言うのです。

メモをする習慣自体を持たない人にしてみれば、目の前にメモを置かれても、それに思考内容を書き付けるということ自体が「不自然で疲れる」と言うでしょう。「メモなんか、いちいちやってられない」と言うでしょう。

紙に手で書くことが脳にとって自然、などということはまったくありません。それは後天的に、人為的に、訓練して「身につけた習慣」です。「たすくまにデジタルメモを残す」のも、訓練した習慣なのです。

▼編集後記:
佐々木正悟



11月27日 ライフハック@広島

残席はまだありますので、広島の方ぜひご参加ください。


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11月13日(日) 自分に合った、長く続けられるスタイルを身につける

オウンスタイル・ワークショップ
昨年10月に「オウンスタイル養成講座」という新しい講座をスタートし、1年間続けてきました。

月1回のワークショップ(都内で開催)とオンラインコミュニティで学んでいただくものです。

ちょうど1年たち、受講いただいた方々に一定の成果をあげていただくことができましたので、引き続き開催していくことになりました。

↓オウンスタイル養成講座は次のような方のための講座です
  • 会社の仕事とは別に、自分の可能性を発掘し、発揮したい
  • でも、なかなか取りかかれない
  • ブログを続けているが、いまいちパッとしない
  • 注目はされたいが不必要に目立ちたくない(炎上はイヤ)
  • 「顔出し」はしたくない
  • 自分の得意なことで人の役に立ちたい
  • 出版してみたい
  • セミナーを主催したい
  • 個人コンサルティングを始めたい
  • 集客の不安を解消したい
  • 自分に合った、長く続けられるスタイル(=オウンスタイル)を身につけたい

そのための説明会としての位置づけとして、11月13日(日)にオウンスタイル・ワークショップを行います。
以下のページにて、これまでの受講者の方が具体的にどのような成果をあげたのかの実例をご紹介していますので、まずはクリックして内容をご確認ください。


本日時点で、残り4席ですので、ご検討中の方はお早めに。

» 11月13日(日) オウンスタイル・ワークショップ@渋谷
オウンスタイル・ワークショップ

12月03日(土) クローズ・リストを極めるための2冊

タスクカフェ
今回のテーマは、

-クローズ・リストを極めるための2冊

ということで、以下の2冊に迫ります。


『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?』
『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版』


この2冊の共通点は、「クローズ・リスト」です。
クローズ・リストとは一日に取り組む仕事の量を一定の基準で制限し、それ以上の追加を許さないという文字通り「閉じたリスト」を指します。

言い換えれば、抱える仕事量を自分の処理能力の範囲内に収めることで、仕事を確実に終わらせるための方法ということになります。

クローズ・リストを身につけ、そして極めることができれば、「仕事に追われるモード」から脱却し、「仕事を追いかけるモード」に形勢を逆転することができます。

この形勢逆転を実現するための考え方とやり方を、今回の2冊の中から抽出したうえで解説します。

また、今回の2冊のうち1冊『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?』は佐々木が執筆・大橋が監修を務めており、内容については誰よりも詳しくかつ分かりやすくお伝えすることができます。

さらに、もう1冊の『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版』の内容についても、佐々木と大橋が8年以上にわたって折に触れてブログやセミナーの中で言及してきており、もはや専門分野といってもいいレベルです。

そんな佐々木と大橋がこの2冊の本の読み方と役立て方をお伝えします。


この2冊をまだお読みでない方はもちろん、すでに読んでみたものの、なかなか実践に移せていない、という方はぜひご参加ください。
※ご参加に際して、課題図書のどちらか1冊を当日ご持参ください(KindleでもOK)。

好評いただいている個別相談の時間もご用意していますので、知識としては理解できているとは思うものの、なかなか実践に結びつけられず苦戦している、という方は、ぜひこの機会にブースターとしてご活用ください。


本日時点で、残り7席ですので、ご検討中の方はお早めに。

» 仕事を予定どおりに終わらせたい人のための「タスクカフェ」@渋谷

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