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攻めは飛車角銀桂守りは金銀三枚

ITとアコースティックギター、そして日常のひとこま。

IT業界で資格を取って何故か不幸になる人をみた

よもや話
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楽しみに読ませてもらっっているブログの1つにこんな記事が投稿されていた。
www.fuwa-journal.com

この記事に書かれてあるとに反論もないし、ごもっともだと思うのでわたしも資格を取れるのであれば取るべきだと思う。
(何故かおじさんは何一つとして持ってないけど・・・でも27年以上生き残れんだなこれが。不思議。)

で、前にもどこかで、書いたような気がするがリバイバルということで、この記事を読んで思い出したことがあるので書いてみる。

資格を取って何故か不幸になる人

普通は資格を取れば企業によっては一時金がもらえたり、資格手当がもらえたりしてとってもいいはず。

お客様の受けもいいです。
プロジェクトに投入するなら、同じ年齢、スキル、単価であれば「資格ありと資格なし」どちらを選ぶと言われたらそりゃ「資格あり」をみんな選ぶと思う。

でもわたしが見た人は「資格があるばっかりに」不幸になって行きました。

ハードルが上がる

とある人がとあるサーバーに関する資格を取りました。

でとあるプロジェクトで新規にとあるサーバーを立ち上げて管理しなければならない時があり、当然のごとく「資格あり」の人に白羽の矢が立ったわけです。

最初はよかった。みんなよくわかってないし、トラブルも起きなかった。いや、順調すぎるくらい順調でした。

でもある朝、突然とあるサーバーが「青い画面」出して止まりました。

みんなは「あぁよくみる『青い画面』やね。サーバー管理者よろしく~」みないな感じで「資格あり」の人に復旧をお願いした。

ご本人も「ああ任せて~」って感じで再起動して復旧させた。

しばらく作業をするとまた、とあるサーバーが「青い画面」出して止まりました。

管理者は「またか~」なんて言いながら再起動を・・・「青い画面」・・・再起動・・・「青い画面」・・・え?

う~ん原因はわかりませんが「青い画面」から抜けれない模様。

まぁよく(?)あることです。でも大丈夫、我々には「とあるサーバーの資格」を持ったスーパーエンジニアがいるんです。

スーパーエンジニア頼むよ~はよ復旧せんと仕事になりまへんでぇ。

10分・・・20分・・・1時間・・・2時間・・・。

復旧できない模様・・・でもまわりは「スーパーエンジニアにわからないことは一般市民にはわかりまへん」みたいな感じで遠目に見てる。

たまりかねた技術者が「大丈夫ですか?」と訪ねると「大丈夫・・・」と。

半日経っても普及せずメンバーも本気でイライラ。スーパーエンジニアに「大丈夫?」と聞くと・・・

俺の持ってる資格はユーザー管理とかの普通の使い方での対応。
こんなトラブルなんて無理や・・・
無理や・・・無理や・・・無理や・・・
と叫んでスーパーエンジニアが壊れました。

まぁ、よくあることです。資格は机上での勉強。現場で起きる事件は大抵が想定外のこと。

「サーバーのサポートに連絡してください」とお願いしましたが、「おれには無理、あとは頼む」と謎の言葉とサポートの電話番号が書かれた紙を残してどこか消えて行きました。(打たれ弱すぎる・・・)

そんなこともあるってことで。

でも資格は取れるんであれば取っておいた方がいいです。なーんもないと、おじさんみたいになると転職もできなくなりますよ。気をつけましょう。