仕事って精一杯やるのが当たり前!
給料を貰ってるんだから、常に真剣にやるのが大切!
なんてことは世間一般的な話ですが、僕はここには一切同意しません。
仕事なんてのは、常にサボっていて自分に余裕を持たしておくことが一番大切です。
自分に余力がないと突発的な仕事が舞い込んできたときや、大きなプロジェクトが動き出すときに自分にそれをこなすだけの余力が残っていませんからね。
要領よくサボるということをアルバイト時代の社長に叩きこまれました。
この教えはいまでも仕事をする中で一番大切なことだなぁって思ってます。
仕事をサボることは悪なのか?
そもそも仕事をサボるってことがどういうことなのか?といった話ですよね。
休憩時間以外も休憩に社外に出ている、就業時間よりはやくに仕事を切り上げてしまう等、そもそも規則に反していることは絶対にしてはいけませんよね。
これはサボりというよりは、もう就業規則違反みたいな感じなのでアウトです。
就業規則を守ったうえで仕事をしないのが「サボリ」に値するんだと思うんですね。
就業規則を守っているのだから、別に悪いことはしていません。
では、なぜ印象が悪くなってしまうのか?
それはサボり方に問題があるからだと思います。
サボリにも「良いサボり」と「悪いサボり」があります。
サボり方の良し悪しとは
まず悪いサボり方というので最も印象が悪いのは仕事を放棄して納期などの約束事を守らないってことですね。
仕事をしないで、納期に遅れてしまう、依頼された仕事を完成させないってのはもってのほかです。
サボるにしてもちゃんと仕事は期限通りに終わらせましょう。
サボる上で一番いけないことは約束事、決まり事を守らない事です。
あとは自分が暇だからと言って他人に迷惑をかけない事です。
自分の作業が少なくても、他の人は滅茶苦茶仕事が立て込んでいる場合があります。
そんな時に悪気がなかったとしても、いらぬチョッカイをかけたり、あからさまに自分が仕事をしていない様子を見せていたら他人のフラストレーションは中々のもんです。
そんな下らない理由で自分の評価を下げないためにも、周りにはしっかりと気を使いましょう。
続いて、良いサボりというのはどういったものでしょうか?
ちゃんと仕事の納期、約束事を守り業務をこなしていれば、多少手を抜いても怒られないでしょう。
納期が決められているのだから、それまでに提出すれば問題ありません。
納期より早く仕上げて新しい仕事を振られてしまうぐらいであれば、期限ぎりぎりまでは粘ってサボりましょう。
あとちゃんと納期や締め切りについては交渉する必要もあります。
自分が仕上げれるであろう日程よりも長めの期間に設定しましょう。
そうすれば時間に余裕をもって作業に取り組めるので、仕事も捗ります。
サボるというと聞こえは悪いですが、余裕を持って仕事をすると言えば全然印象が違って聞こえると思います。
サボるわけではないんです、しっかりと時間に余裕をもって仕事をすることを心がけましょう。
なぜ余裕も持って仕事をするべきなのか
サボることは大切です。
余裕をもって仕事に取り組んでいないと、いざ仕事が本当に立て込んだ時に対処できません。
常日頃から目一杯で仕事をしていると、いつか限界がきてしまいます。
燃え尽き症候群みたいになったり、精神的に追い詰められて来たりするもんです。
自分は大丈夫だと思っていても体は絶対に疲れてきますし、精神もすり減ってきてしまいます。
努力することは大事ですが、自分の身の丈に合った仕事量で努力しましょう。
頑張ることは偉いですが、いざという時に余裕がなくて体調を崩してしまうことはすごく大きなマイナスです。
普段そんなに忙しくない時に無理をして、自分自身を追い込んで仕事していても別に周りの人間はそこまで気にはしていません。
しかし、肝心の忙しいときに使い物にならないと著しく評価が下がってしまいます。
逆に普段は余裕をもって仕事をしていても、いざという時にしっかりと業務をこなしていれば周りからの評価はうなぎのぼりです。
頑張っている時間自体はすごく短いのに、評価もしっかりと得られます。
仕事の頑張り時にしっかりと臨めるように、普段はアイドリング状態を保てるようにしましょう。
普段から全力でエンジンを踏み続けていれば、いざという時にガス欠を起こしてしまって使い物になりませんからね。
力の入れ処、抜きどころをしっかりと見極めて仕事をすることが大切です。
余裕がなくなったらどうしたらいい?
余裕がない状態でずっと仕事を続けてもなにもいいことはありません。
どんどん自分が追い込まれて行ってしまうだけです。
精神的に追い詰められている状態で仕事に追われていても、中々結果というのはついてこないもの。
一旦リフレッシュというかリセットさせてしまうぐらいの気持ちが必要です。
本当に追い込まれていて、辛い、仕事を辞めたいとおもってしまうぐらい追い詰められているのであれば、上司や同僚に相談するべきです。
相談したうえで、一喝されて終わってしまうような会社なのであれば辞めることも視野にいれてもいいかもしれません。
限界まで疲れ切ってしまっていては、手遅れになってしまうこともあります。
燃え尽き症候群や鬱状態になってしまっては元も子もないですからね。
実際、僕の友人は顔面麻痺になってしまいました。
本人はそんなにストレスを感じていなかったにも関わらず体は限界を迎えていたようです。
自覚症状がなくてもストレスで体にガタがきてしまうことはあります。
自分が本当に辛いのであれば、その場から解放してあげることは必要です。
離職や転職というのも考えて仕事に取り組んだほうが精神的に安心できますよ。
まとめ
仕事をサボるというのは悪いことじゃありません。
やることをしっかりとこなしたうえで、自分に余力を作るということはむしろ仕事をするうえで一番大切といってもいいぐらい大切なことだと思います。
常日頃から目一杯努力して、残業して自分を追い込んでしまっているようなことは非常に非効率です。
同じ残業をするにしても残業代がほしくて、日中サボっているのであればある意味建設的で合理的です。
同じ残業でも、やらされている残業と自分の意思で残業しているのであれば、気持ちが全然違いますからね。
仕事に追われている中でも、如何に自分に余裕を作るかが何よりも大切です。
日々の生活を楽にするためにも自分に余裕をつくれるような環境を作り出しましょう。
以上、正社員の仕事は常に6~7割ぐらいの力でやるのが一番!常に余裕を持っておく事が大切についての記事でした。