蹴球探訪
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【大相撲】高安、五輪パワーで大関とり 水球代表の中学同学年から刺激2016年11月7日 紙面から
九州場所で初の大関とりに挑む関脇の高安(26)=田子ノ浦=が、水球でリオ五輪に出場した大川慶悟の活躍を刺激にしている。大川は茨城県・土浦第一中の同学年。立ち合いに苦しむ高安だが、6日、福岡県大野城市の稽古場では、激しい水球に負けじと黙々とトレーニングを続けた。 高安は土俵の外でも汗を流し続けた。バーベルを手に黙々とすり足を繰り返す。「不安を取り除くためには、体を鍛えるしかないですからね」と話した。 不安とは立ち合いのこと。「おとといの(二所ノ関一門の)連合稽古もしっくりきてなくて。きのうも最悪でした。テンポが悪かった。思った取り口ができない」と首をひねる。この日は出稽古にきていた玉鷲と7番の申し合いで終わったが、「思うような稽古ができないなら、体を鍛えよう」と気持ちをすぐに切り替えた。 8月のリオ五輪に、中学時代に同学年だった大川慶悟が出場した。「中学卒業後も食事をしたことがある」という仲で、「種目は違うけどあの競技はすごい。ひたすら泳ぎ続けてパスをして。中学時代と比べて、筋肉質になりましたね」。期間中はテレビで活躍する姿を見ていたという。 体重は自己最高の182キロ。「動ける足腰をつければいいので」と気にせず、185キロに減量した逸ノ城を「抜いちゃうかもしれませんね」と笑う。トレーニングと体重増で、持ち前の馬力ある相撲に磨きをかける。 (岸本隆) PR情報
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