奈良 春日大社 修復後の本殿に神様戻す神事
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20年に1度、社殿などを修復する「式年造替」が行われている奈良市の春日大社で、6日夜、修復が終わった本殿に神様を戻す神事が営まれました。
奈良時代に創建された春日大社では、60回目となる式年造替が行われていて、国宝の本殿では去年3月に神様を仮の社に移したあと、修復が続けられてきました。昨夜の神事は、本殿の修復が終わったことを受けて、神様を本殿に戻す「本殿遷座祭」と呼ばれるもので、式年造替はこの神事によって大詰めを迎えます。
天皇陛下の勅使や神職らがおはらいを受けたあと、明かりが消され、本殿の周辺は暗闇に包まれました。そして、神様が通ることを知らせるために神職が上げる警蹕の声とともに、神様が白い幕で覆われた空間を通って仮の社から本殿へと戻っていきました。
4棟ある本殿のそれぞれに神様が戻ると、かがり火がたかれ、宮司が祝詞をあげたり、参列者が玉串をささげたりしていました。春日大社では、一夜明けた7日の日中、宮中からの供え物や舞楽を奉納する行事が行われることになっています。
天皇陛下の勅使や神職らがおはらいを受けたあと、明かりが消され、本殿の周辺は暗闇に包まれました。そして、神様が通ることを知らせるために神職が上げる警蹕の声とともに、神様が白い幕で覆われた空間を通って仮の社から本殿へと戻っていきました。
4棟ある本殿のそれぞれに神様が戻ると、かがり火がたかれ、宮司が祝詞をあげたり、参列者が玉串をささげたりしていました。春日大社では、一夜明けた7日の日中、宮中からの供え物や舞楽を奉納する行事が行われることになっています。