けいけん豊富な毎日

天皇賞秋についてのメモ書き    担【けん♂】

天皇賞秋ではペースを握るであろうエイシンヒカリが1枠1番に入ったことで
どうやら1番人気を背負うことになりそうです。

前走では不可解な負け方をしたものの、海外GⅠを連勝、今回は帰国初戦と
なりますが、元々人気しやすい傾向の馬で鞍上が武豊騎手・・・となれば
そりゃまぁ・・・(^^;

もちろん、能力については高い評価をしていますが、昨年の天皇賞秋では
9着に敗れているわけで、充実しているとはいえ、どこまで信用できるかは
微妙なところのような気もします。

ひとまず、エイシンヒカリが勝ったアイルランドT、負けた天皇賞秋、
ついでに逃げ馬ダイワスカーレットが最後まで競り切った08年の天皇賞秋の
ラップを比較してみました。

【ラップ比較:東京2000m】
東京2000m

パッと見てわかるとおり、明らかに異質なのはアイルランドT(鞍上は横山典騎手)。
前半こそぶっ飛ばし気味に行っていましたが、途中から一気にペースダウン。
カーブをゆったりと回って、4コーナー出口に向けて脚をためにためている、
というラップになっています。
直線に入って急加速を入れ、最後は流したのか、鈍ったのか・・・。

それに対し、昨年の天皇賞秋は前半をある程度ゆったりまとめ、
カーブの途中から加速を開始。
直線に入る手前からジワジワと加速し続ける脚を長く使う展開に
持ち込んでいたことがわかります。

参考として挙げた08年の天皇賞秋は昨年よりもはるかに速いペースで
前半を通過。もちろん、こんなハイペースから急加速は無理なんですが
それでもほとんど脚をためることなく直線でさらにペースアップ。
最後はウオッカとの競り合いになって鼻毛差で惜敗となってしまいました。


昨年と同じく、武豊騎手が手綱を取って逃げ切った毎日王冠、エプソムCの
ラップも見てみます。

【ラップ比較:東京18000m】
東京1800m

多少のずれはあるものの、かなり類似したラップになっています。
あまり緩めず淡々としたペースで引っ張ってジワジワとペースアップ。
特に共通しているのは・・・カーブの途中から加速を開始をしている点。
武豊騎手が東京で逃げる場合の特徴となっており、
長い直線のあるコースながら、瞬発力勝負ではなく
持続力勝負に持ち込むのが常套手段となっていると考えられます。


で、エイシンヒカリですが・・・1800mの持続戦ならば十分に対応可能では
ありますが、2000mで持続戦になってしまうとちょっと怪しい面が
あるのかもしれません。
少なくともダイワスカーレットのようなタフな逃げ馬ではないと考えられ、
本質的には瞬発力タイプの可能性がありそうです。

気性的に前に行くのは仕方ないとしても、どこかでじっくり脚をためて
急加速ポイントを作って後続を引き離す・・・二段階ロケットのような
逃げ方が合うのではないかと。

走るのは馬ですが、ペースを作るのは騎手。

大ベテランの武豊騎手が戦法を変えてくる可能性は低そうなので
今回も持続戦に持ち込むようだと、思ったよりも力を出し切れずに・・・
ということもあるかもしれません。

全体的には「差し優勢」で見てみるのもあり、なんていう感じで考えています。

スプリンターズS(チラシの裏)   担【けん♂】

お久しぶりです。

夏競馬が終わり、秋のGⅠ戦線の開幕となるスプリンターズSが
行われるわけですが、アイも変わらずのバタバタ続きで考察も何も出来ていません。

ただ、ざっとメンバーを見ていって・・・ビッグアーサーが1番人気になる
という想定であることを考えると、ここはある意味勝負どころ、というか
馬券的には面白いレースになりそうなので、ちょっとだけチラシの裏程度に・・・。

ビッグアーサーの実績(高松宮記念1着、セントウルS1着)は十分ですし
この馬が強いことに異論はありませんが、やっぱり引っ掛かるのは
サクラバクシンオー産駒であること。

近年を見渡してみるとカノヤザクラの3着(8番人気)、ダッシャーゴーゴーの
2着(6番人気、4着に降着)はあるのもの、

・ベルカント 2番人気→13着
・グランプリボス 3番人気→7着(翌年は4番人気→4着)
・ダッシャーゴーゴー 2番人気→11着
・シーイズトウショウ 2番人気→8着

といった感じで有力視された馬でもことごとくぶっ飛んでいる状況。
もちろん、その他にも人気薄で絡めなかった馬がいるわけで
明らかに血統的に「向いている」レースではないと考えられます。

以前、雑誌ROUNDERSに寄稿させて頂いたときのデータでも
サクラバクシンオー産駒の競馬場別成績(複勝率)は

・札幌 24.2%
・函館 36.7%
・福島 21.2%
・新潟 30.4% ※内回り
・中京 23.2%
・京都 25.6% ※内回り
・阪神 22.9% ※内回り
・小倉 27.7%

・総合 23.7%

・中山 17.1%

となっており、全競馬場を通して中山の成績がダントツに悪化していました。

スプリント戦ということで、思い切ってガーッと行き切ってしまえば
強いけれども、最後に一山あるとガックリと力尽きる・・・そんな印象です。
基本的には平坦巧者と見て良さそう。

ビッグアーサーは阪神内のセントウルSを押し切っているだけに
中山でも問題ないかもしれません。
しかし・・・もしかして、過去の例に倣ってしまう可能性も無きにしも非ずかと。


血統的に期待してみたいのはシュウジ(キンシャサノキセキ)、
ソルヴェイグ(ダイワメジャー)、ブランボヌール(ディープインパクト)
辺りでしょうか。

キンシャサノキセキは自身もこのレースで好走していた上に
父フジキセキの産駒は昨年のストレイトガールの例をみても好相性。

ダイワメジャーは坂を苦にしない中山向きの血統だと考えています。
ちょっと人気がなさ過ぎて欲ボケ心が疼きます(笑)

ディープインパクトは中山向きとは言いませんが、心肺能力の高い
産駒が多い感じなので、能力でこなしてしまいそう。
ブランボヌールは母父サクラバクシンオーという辺りが
裏目に出るかもしれませんが(爆)


堅い馬券に用はない、という方はビッグアーサーを切るか、
それとも2、3着付けまでに止める、というのも面白いかもしれませんね(^^;
もちろん、私も欲ボケの方向で・・・(笑)

久しぶりのご挨拶   担【けん♂】

なんの挨拶もなく、こんな状況で放置してしまって申し訳ないです。

こんなに間が空いてしまったことに自分でも驚いていますが
仕事に内容はさておき、とにかく時間的にまったく余裕が取れません。

昨日、今日と2時間睡眠&20時間超勤務。
今もなんだかお湯の中を彷徨っているような気分ですが、
これからあと16時間ほど頑張らねばならず・・・って
ちょっと気が遠くなりそうです。

まさかGⅠ(宝塚記念)までスルーすることになるとは
思いませんでしたが、実際問題、楽しむだけの余裕がありませんでした。

すでに始まっている夏競馬に関しては今年は傍観気味に
いくことになりそうですが、時事問題に関しても書きたいことが
結構たまっているので、折を見て気楽に更新をしていきたいと
考えています。

駄文でもなんでも、書いていないと自分の中に
蓄積・・・いや鬱積して腐ってしまいそうなんですよね(爆)
しょーもない状況になってしまっていますが、
もしよかったらまたたまにでも覗きにきて頂けると幸いです。

安田記念簡単展望    担【けん♂】

え?もうまた土曜日なの?というくらいアッという間の一週間でした。
最低17時間、長いときは27時間ほど職場で過ごしており
睡眠というより仮眠を取っている感じの日々を繰り返しているので
なんというか、切れ目がない感じ?
土曜だけはおおよそ休めるのでここで疲労回復してまた・・・となるわけですが
やりたいことを消化するには時間がなさ過ぎ。
翌週に持ち越して、持ち越して・・・と繰り返しているうちに一ヵ月、一年が
終わってしまいそうです(>_<)

安田記念はなんと12頭だけ、じゃなく12頭立て(爆)

4歳馬はリアルスティール1頭だけしかおらず、現状のマイル路線の
世代交代が順調とはいえない、という印象が否めません。

もしくは・・・モーリスやリアルスティールの名前にビビッて
見送った陣営が多かったのか・・・(笑)

まぁいずれにしろ、ちょっと例年とは毛色の違う安田記念に
なるかもしれませんね。

まずは香港から参戦してきたコンテントメントについて。

香港からの参戦馬が安田記念で好走するにはおおよその
ガイドラインが出来ています。

香港馬の好走条件
・香港1600mで1.33秒台もしくはそれに近い数字を出している
・順調にレースを消化してきている(前走が休み明けとかは×)
・前走がピークに近い仕上がりになっている
・前走で馬体重に余裕がある(輸送減りへの対応)
・来日後にも順調に調整をしている(弱い調整なら×)
・香港でのレーティングは125以上(128程度あれば要注意)


コンテントメントは5月にレースを使っており、時計に関しても
1.33秒台を記録。香港レーティングは125とギリギリで
なおかつ、この春に上昇したばかりということを考えると格の上では少々微妙で
500kgを超える大型馬ながら、馬体重は少し落ち気味で
輸送でもマイナスした模様。

通常の安田記念は前半からぶっ飛ばし気味にいく超ハードな展開に
なりがちなので、前につける脚質はマイナスになる公算が高いわけですが
今年はまともな先行馬が不在となっており、いつもよりは
緩めに進むのであれば・・・もしかしてチャンスはあるかもしれません。


圧倒的な1番人気に推されているモーリスは調整がそれほど順調では
なかった模様ですが、前走の映像を観ても・・・能力は完全に抜けており、
帰国初戦とはいえ、連覇の可能性は十分にありそうです。

同じく帰国初戦のリアルスティールはデビューから一貫して1800m以上の
レースで使われてきており、ハイペースの消耗戦への適性には
不安があるかもしれません。
思ったよりも立ち遅れるような形で直線に入ってしまうと
末脚勝負では分が良いとは言えない気がします。

京王杯SCを勝って人気しているサトノアラジンですが
極端な上がり勝負で末脚を発揮したとはいえ、上がり3ハロンは
サンライズメジャーと同タイム。
ダービー卿CTではロゴタイプに及ばず、末脚では勝ち馬の
マジックタイム(牝馬)に負けている、となると・・・
そこまで評価していいかはかなり微妙な雰囲気。

イスラボニータは安田記念に向かうのであればステップレースに
違和感があり(爆)、マイル戦を使うのは新潟2歳S以来と
なるわけですが、血統的にはおそらくマイル周辺の方が合うと思われるので
ここで新味を見せて貰いたいところ。
近走が案外な内容なのも不安材料ではありますが、フジキセキ産駒は
突発的な好走も目立つ印象なので、ハマれば・・・

個人的に気になるのはマイラーズC4着のフィエロ(前日6番人気)より
マイラーズC2着のダノンシャークが11番人気と無視されてしまっている点(爆)
たしかに8歳という年齢は厳しいですが・・・内目の枠を活かして
抜けて来れたら、能力的には侮れない気がします。


例年よりも少し緩いペース、内容になるという想定で

・モーリス
・ダノンシャーク

に加えて

・ロサギガンティア
・イスラボニータ
・コンテントメント

この辺りに期待したいと思います(うーん、欲ボケですかね・・・)

ダービー回顧   担【けん♂】

ダービー(東京2400m)が終わりました。

考察らしい考察、予想らしい予想もできないまま、という
我ながら残念な形になってしまいまいましたが
やはりダービーはダービー。
世代の頂点を競う馬の集結に心を躍らせながらの週末になりました。

展開を握ったのは1枠2番から積極的に言ったマイネルハニー&柴田大騎手。
離れてプロフェット、アグネスフォルテが続き、さらに後続集団は
プロディガルサンを先頭に遅れて続く縦長の展開。

12.6-11.1-11.9-12.1-12.3-12.6-13.1-11.8-12.0-11.6-11.0-11.6
前半1000m 60.0
中間400m  26.0
後半1000m 58.0

【ラップ比較】
ダービー16

03年以降に良馬場で行われたダービーの平均ラップと
比較してみました。

少し飛ばし気味に前半を引っ張った柴田大騎手は
徐々にペースを落ち着かせ、3コーナーからのカーブで
一時的に13秒台にまでペースダウンしますが
(ダービーで13秒台が刻まれたのは良馬場では5回目:03年~)
カーブの中間で一気に急加速。

脚をためられたとみてのロングスパートだった感じですが
さすがに一気に上げ過ぎたと思ったのかカーブの出口で
少しまた緩めて・・・直線入口で改めて加速開始。

ペースの上げ下げがかなり不自然な形になっており
前の馬にとっては消耗度の激しいラップになってしまった印象です。

全体的にはロングスパート気味の後半ラップになっているので
ためて伸ばしたいキングマンボ系の馬よりもSS系産駒が
力を発揮しやすいラップ構成。

予告通りいつもよりも前の中段につけたマカヒキを
蹄鉄を落としてしまったサトノダイヤモンドが追いかけ、
さらに遅れて外をディーマジェスティが突っ込んできて・・・

見事にマカヒキがダービーを制し、皐月賞のリベンジを果たしました。

上位評価された馬がしっかりと結果を出しており、
世代の頂点を決めるのに相応しいレースになったと思いますが
馬場の影響もあってか、33秒の末脚を使った馬が8頭も出たのは
・・・正直、違和感あり。

オークスと違って極限の消耗戦になりがちだったダービーは今は昔。
純粋な(単純な?)末脚勝負になってしまっているような
気がするのは少し残念な気がします。

馬の能力もあるのでしょうけれど、そもそもこういうレースでの
展開の作り方なんかが騎手の間で変わってきているのかもしれませんね。

まだ成長途上、という感じの馬もおり、この世代が古馬相手に
どう戦っていくのか、秋以降も楽しみにしたいと思います。

ダービーについてのメモ 2   担【けん♂】

もうすぐダービー(東京2400m)発走の時間になってしまいますが
もう少しだけ、各馬の印象なんかを・・・。

前回の記事で最後にふれたスマートオーディンですが、末脚を発揮しているのは
基本的に道中に緩みがあるレース展開であり、締まった流れでスタミナを
問われてしまうと不安がありそうです。

青葉賞は前半こそスローでしたが、後半は11秒台が延々と続く締まった展開。
後方で知らん顔をしていたレッドエルディストの末脚は評価出来ますが
前が止まったところを差してきた、という印象は否めず、
位置取りを工夫しないとダービーで一気の大捲くり、というほどの器では
ないかもしれません。
中段から抜けたヴァンキッシュランは上がり3ハロンこそレッドエルディストに
譲りましたが、内容的にはかなり高く評価して良さそうです。
今回は外枠に入ってしまったので内田博騎手がどこにつけるかが
ポイントになりそうですが、積極的に行くのであれば
出し抜けて粘り込む形で上位に食い込めるかも。

2歳王者リオンディーズは気性的な問題もあってか、ここ2戦は
前々で競馬をして・・・少し足らず。
前が厳しい展開の中、よく粘っているという見方も出来ますが
かといって控えての脚比べでどうか、というとなかなか評価が難しい気がします。
キングカメハメハ産駒だけに、スローからの瞬発力勝負なら
ディープインパクト産駒以上の適性を見せそうですが
流れの中で脚を使う形に持ち込まれてしまうと・・・今回は試金石になるかも。

エアスピネルは距離に合わせて体型を少し胴長に仕上げてきている
印象ですが、能力的にリオンディーズに一枚上手をいかれてしまっていることを
示してしまっており、逆転の可能性は微妙。
特殊な展開になった場合にリオンディーズと一緒に、という狙い方に
なる気がします。



ダービーの価値、という点を考えても突発的な好走で人気薄の馬が勝利!
みなたいなことは個人的には起こって欲しくないわけで(^^;
基本的には人気サイドを狙う感じで。

ディーマジェスティ、マカヒキに加えて、あえて一味つけるなら
ヴァンキッシュランの立ち回りに期待!

今回もまともな考察も出来ませんでしたが、レースを楽しみにしたいと思います♪

ダービーについてのメモ 1  担【けん♂】

ダービー(東京2400m)について、チラシの裏。

前回書いたように皐月賞組では勝ち馬優勢、と考えれば
素直にディーマジェスティは超有力。
皐月賞が差し決着になった点でもダービーに繋がる内容と
評価してよさそうです。
東京では2戦2勝、血統的にも割り引く要素はほぼなく、
本命・・・といいたいところですが、馬体写真だと
妙に太目なのが気になります。
当日の馬体重に要注目。

マカヒキも条件良化、と考えてよさそう。
4戦連続で最速の上りを記録しており、東京への適性も
問題なさそうです。
川田騎手は皐月賞より前の位置取りを考えているようで
極端な競馬にならなければ十分に逆転チャンスはありそう。

サトノダイヤモンドはダービーを目標にしたローテで
きており、今回は目算どおり馬体の仕上がりも過去最高に
見えました。
ただ、まだ全体的には成長途上の緩さを感じるので
現時点での完成度、という面がどう出るか。

スマートオーディンはまさしく松国厩舎、という馬体。
大外をぶん回すロスがあるコース取りながら
だからこそ広々したところで脚を活かすスタイルが
東京でもハマる可能性はありそう。
ただし、血統的に距離延長は・・・微妙かも。

あとはのちほど・・・

ダービーの傾向について   担【けん♂】

さて今週はいよいよダービー(東京2400m)が行われますが
相変わらずのバタバタで考察が始められず・・・。

昨年は思った以上のハイペースになった中、ドゥラメンテが
2冠達成。キングカメハメハ産駒として親子制覇を成し遂げました。

一昨年のダービーではワンアンドオンリーが皐月賞4着から巻き返して勝利。
ゲストにいらした皇太子、鞍上の横山典騎手、前田幸治オーナー、
そしてワンアンドオンリー自身が全て2/23生まれという
不思議な一致に驚きました(^^;

皐月賞で負けた馬が皐月賞馬(イスラボニータ)に勝ってダービーを制覇した、
というのは12年のディープブリランテがゴールドシップを破った以来に
なったわけですが・・・実は意外にこういった例は少なく、
01年以降だと他には02年、09年、10年の合計5回しかありません。

02年の皐月賞馬ノーリーズンは二桁人気からの激走だったわけで
タニノギムレットが巻き返したのは納得の話。
09年は不良馬場に脚を取られたアンライバルドが惨敗、
10年は超瞬発力勝負になり、キングマンボ系のエイシンフラッシュが
ヴィクトワールピサを破っています。

ネオユニヴァース、ディープインパクト、メイショウサムソン、
オルフェーヴル、ドゥラメンテが2冠を達成・・・
ウオッカ、ディープスカイ、キングカメハメハ、キズナは
別路線からの参入となっていました。
(ディープスカイが勝った08年は皐月賞馬がダービー不出走)

特にNHKマイル組は皐月賞組を上回る評価をされるようなら
要注意ということになりますが、今年のメジャーエンブレムは
牝馬ですし、もちろんダービーへの登録自体がありません。

馬場や展開に大きな影響がなければ・・・皐月賞馬はやはり強い、
と考えるのが自然な流れのようです。

今年の皐月賞を制したディーマジェスティは共同通信杯からの直行組。
基本的に末脚を活かすタイプで東京では2戦2勝と条件的には
おそらく良化することになるわけで、
過去の傾向からすれば余程特殊な展開にならない限り、
皐月賞組ではディーマジェスティが優勢と考えるのが自然かと。
あえて逆転を狙うなら別路線組からの刺客を中心に考えてみた方が良さそうです。

ただし・・・ディーマジェスティは皐月賞では8番人気だったわけで
面子が揃った今年はまだまだ混戦気味、という見方も出来そう。
過去の傾向をもとに皐月賞馬を信じるのか、それとも・・・?