ロック曲で使えるコード進行のパターンを5つ紹介!
ロック曲といってもゴリゴリのものではなく、バンドサウンドに使えるコード進行を紹介していきます。
一般的によく使われるコードパターンから、自分がよく使っているコードパターンまで合計5つをまとめてみました。
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よくあるロック曲のコード進行
上昇進行
こちらは定番コード進行の1つである「上昇」です。
Emコード⇒ Fコード⇒ Gコード⇒ Amコード
アルファベットで表すと...
ミ⇒ ファ⇒ ソ⇒ ラ
音階が1つずつ上がっていくことから上昇コードといわれています。
上昇進行を使う場面とは
聞いていてわかるとおり、ループしても違和感がないコード進行です。
よって、Aメロ、Bメロ、Cメロ、サビ、すべてにおいて使えます。
曲の始めから終わりまでを上昇コードだけにしているクリエイターもたくさんいますよ!
またこのコードの素晴らしい点は、曲調が明るくても暗くても両方に使えるという点です。
音が階段のように上っていくので、聞いている人の気持ちを高ぶらせたり、期待感をこめさせることができるのです。
個人的には感動させるロック曲を作る際には欠かせないコード進行だと思っています。
下降進行
現代のロックバンド系によくみられるコード進行「下降」です。
Amコード⇒ Gコード⇒ Fコード⇒ Eコード
アルファベットで表すと下記のようになります。
ラ⇒ ソ⇒ ファ⇒ ミ
先ほど紹介した上昇コードとは反対に音階が1つずつ下がっていることがお分かりになると思います。
下降進行を使う場面とは
下降コードはキャッチーな曲やファンキーな曲にベストマッチすると思います。
ネタ系のロック曲にも使ってみるのも面白いのではないでしょうか?
反対にロックバラード、正統派ロックなどには合わないと感じました。
あくまで私の意見であり、音楽に正解などないのですが、どうしても違和感を感じてしまうのです。
カミナリ進行
作曲に関心のない人でも、どこかで聞いたことのあるコード進行だと気づくのではないでしょうか?
まさにロック曲の定番コードといえるでしょう。
C♯mコード⇒ Eコード⇒ Amコード⇒ Bmコード
ド♯⇒ ミ⇒ ラ⇒ シ⇒
このようにコード進行がジグザグしていることから、カミナリ進行と呼んでいます。
カミナリ進行を使う場面とは
カミナリ進行はボップスでは使いづらいのですが、ロック曲においてはどんな場面でも使えます。
例えばAメロにブリッジミュートをかけたり、サビに思い切りギターをかき鳴らしたりなど...
ただ、どのクリエイターさんもカミナリ進行を使っているため、ありきたりな曲になってしまうかもしれません。
コード進行だけで曲が決まるわけではありませんが、同業者から見たら「つまんない曲だな~」と思われても仕方です。
曲の一部分だけに使うなどすれば、メリハリが生まれて良いと思いますね!
小室進行
このコード進行は作曲家の「小室哲哉」さんが頻繁に使用したことから「小室進行」といわれています。
もともとコード進行自体は存在していたので小室さんが発見したわけではありません。
循環コードとしては長けており、最後の1音が下がることにより次に繋げる役割を果たしています。
もともと、ポップスやテクノによく使われていましたが、最近ではロックやEDMにも多く見受けられますね。
Amコード⇒ Fコード⇒ Gコード⇒ Cコード⇒ Bmコード
ラ⇒ ファ⇒ ソ⇒ ド⇒ シ
小室進行を使う場面とは
あくまで私個人の考えですが、小室進行はイントロやサビなどの派手な部分に使うと効果的だと思います。
AメロやBメロは基本的にメロディーが弱いので、コード進行が大げさすぎると思うんです...
使うべき場面は、ズバリ曲中で一番推したい箇所だと考えています。
V字進行
コード進行単体で聞くと、ピンとこないかもしれませんが、様々なロック曲に使われています。
V字進行というのはコードがV字型になっていることから私が勝手につけた名前です。正式名称は分かりません。
Bmコード⇒ Gコード⇒ Dmコード⇒ Amコード
シ⇒ ソ⇒ レ⇒ ラ
V字進行を使う場面とは
こちらもAメロ、Bメロ、サビ問わず曲中のあらゆる場面にて使えるコードだと思います。
私が最初に作った曲では、イントロにV字コードを使用したように、初心者にはオススメです。
譜面にしてギターやベースで演奏するにしても、これほど弾きやすく気持ちの良いコードはないと思います。
曲作りで行き詰っている人や、コード進行が分からないという人は、まずV字コードを打ち込んでみてください♪
まとめ
今回はロック曲の定番コードを5つ紹介しましたが、いかがでしたか?
よく「コード進行は曲の土台となるわけだからじっくりと考えた方がいい」という声を耳にしますが、そんなことは気にしないでください。
まずはテンプレートでもいいので打ち込んでみること、そうすれば必ず発見が生まれます。
曲作りがんばってくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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