冬になると流行してしまうのが、インフルエンザです。そこで、どうすればインフルエンザを予防出来るのか?その方法を紹介しましょう。
- ワクチン接種で予防
- 十分な休養で抵抗力を高める方法
- インフルエンザを予防出来る食べ物
- マスクで防ぐ飛沫感染
- 手洗いで防ぐ接触感染
- 暖房器具で室内温度を20度以上に
- 加湿器でインフルエンザ対策
- 外出を控える方法
- インフルエンザの予防方法のまとめ
ワクチン接種で予防
インフルエンザを予防するには、ワクチン接種が最も有効です。人間の体は、感染症にかかると病原体に対する抵抗力が生まれます。それを感染症にかかる前に抵抗力をつけるのが、ワクチン接種になります。ワクチン接種をすれば、インフルエンザにかかりづらくなり、仮にかかったとしても軽症で済むのです。
十分な休養で抵抗力を高める方法
インフルエンザにかからないためには、十分な休養で抵抗力を高める必要があります。これはインフルエンザだけでなく、ノロウィルスや風邪でも同じ事が言えます。十分な休養を取っていない方は、抵抗力が弱まって感染症にかかりやすくなってしまうのです。
インフルエンザを予防出来る食べ物
食べ物によって、インフルエンザを予防出来るものがあるので紹介します。それは、ショウガ・納豆・肉・魚・みかん・にんにく・山芋などです。特にショウガは粘膜に付着するウイルスを撃退してくれる抗ウイルス性物質を分泌する働きがあるのです。そしてミカンにはビタミンCが多く含まれており、このビタミンCは喉や鼻の粘膜を強化してくれる働きがあります。誰が考えたのか知りませんが、昔の日本人が冬になるとコタツに入ってミカンを食べるのは正解だったと言えますね。
マスクで防ぐ飛沫感染
冬になって、インフルエンザが流行しているようであればマスクを着用する事をオススメします。インフルエンザにかかるケースとして飛沫感染・接触感染・空気感染があげられます。飛沫感染とは、他人のセキやクシャミによって感染する事を言います。飛沫感染となれば、かなりの大きさとなるので、マスクで防ぐ事は可能です。
空気感染の場合は、インフルエンザウィルスは相当小さいので、マスクでも防ぐ事は難しいと言われているのです。しかし、多くの専門家は、インフルエンザで空気感染はほぼ無いと結論付けているのです。そのため今年の冬に流行するインフルエンザが空気感染するものでなければ、マスクで防ぐ事は可能でしょう。
手洗いで防ぐ接触感染
接触感染とは、読んで字のごとく何かに触って感染する事を言います。このような接触感染を防ぐには、帰宅した後はすぐに手洗いをすれば防ぐ事が出来ます。そして、手洗いの方法は、石鹸や消毒用アルコールを使えば問題ありません。まずは水で手を濡らして、その後に石鹸もしくは消毒用アルコールを手にこすり合わせます。あとは手の平・手の甲・指と指の間まで付けたら、水でしっかりと洗い流して下さい。
暖房器具で室内温度を20度以上に
インフルエンザウイルスが生存しやすい環境というものがあって、それは温度が20度以下で、湿度が20%前後です。つまり、光熱費を惜しんで室内温度を20度以下にする事は凄く危険な行為です。逆に言えば、なぜ冬になるとインフルエンザが流行してしまうのか?これで理解出来たかと思います。日本で温度が20度以下で、湿度が20%前後の環境になりやすいのが冬だからです。そのため部屋の温度は20度以上にしておきましょう。
加湿器でインフルエンザ対策
インフルエンザウィルスが生存しやすい環境が分かったのなら、大体の方はピンと来たかもしれません。そうです、加湿器を使用すればインフルエンザ対策が出来ます。適切な湿度は、40〜60%と言われており、50%以上にすればインフルエンザウイルスは活動出来なくなるのです。そのためインフルエンザが流行している期間だけ、湿度を50%以上にしておく事は重要です。
外出を控える方法
インフルエンザが流行している時は、外出を控えるのが一番です。私はインフルエンザに1回だけ、かかった事がありました。あれは回転寿司でパクパクとお寿司を食べた後に、すごく体がだるくなって風邪かな?と思ったのですが、次の日から高熱になってしまい見事にインフルエンザにかかってしまいました。インフルエンザが流行している時に外出してしまえば、セキやクシャミだけでなく、ウイルスのついたお皿や扉を触るケースもあるので、感染しやすいのです。そのため外出や外食を控える事がインフルエンザ予防になります。
インフルエンザの予防方法のまとめ
インフルエンザの予防方法を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?読んでいった方のなかには「あれ?うがいは紹介しないの」と思ったかもしれません。実は、うがいは風邪を予防する効果は認められていますが、インフルエンザには効果がないと言われているのです。インフルエンザウイルスというのは強い感染力を持っているので、口の中に入ってしまった後にうがいをしても意味がないと多くの専門家が口をそろえています。ただし、冬はインフルエンザだけでなく風邪もかかりやすいので、うがいをする事は重要です。そのため、今回紹介した方法を行って、インフルエンザにかからないようにしましょう。