グランパスに途中復帰の闘莉王 J2降格に伴い退団

グランパスに途中復帰の闘莉王 J2降格に伴い退団
サッカーJ1の名古屋グランパスに今シーズン途中に急きょ復帰した元日本代表のディフェンダー、田中マルクス闘莉王選手がチームのJ2降格に伴って退団することが決まりました。
2010年からグランパスの中心選手として活躍してきた35歳の闘莉王選手は、昨シーズンで退団し、ブラジルに帰国していましたが、4か月近く勝利がなく、休養した小倉隆史監督のあとを受けたボスコ・ジュロヴスキー監督の要請を受けて、急きょグランパスに復帰しました。

そして、残り7試合となった9月から守備の要として出場して、19試合ぶりの勝利など3勝に貢献して、チームは一時降格圏を脱しましたが、最後に2連敗し、チームは初めてJ2降格が決まりました。このため、グランパスでは闘莉王選手に来シーズンの契約を結ばないことを通告し、退団が決まりました。

一方、グランパスでは、ジュロヴスキー監督の退団も決まり、監督はクラブを通して「もう少しだけ時間があれば、違う結果になっていたかも知れません。グランパスが再びJ1のクラブとなるためにサポーターの皆さんの思いで力を与えてください」とコメントしています。