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オスプレイは危険機か?その5 オスプレイで集落移転はありえない

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高江のヘリパッドについて、HN小百合さんから質問がきています。

お答えしていく前に、私のスタンスみたいなものを明らかにしておきます。 

私はかつて霞ヶ浦再生運動に関わってきました。 

こう書くとご想像いただけるように、私は環境破壊は最小限にとどめるべきだという考えの持ち主です。 

ただし、人間が社会生活を営む以上、「ゼロ負荷」はありえません。 

それは人類という貪欲な生き物が地球の支配者であるかぎり、残念ですがそれは避けられないことだからです。 

人類は存在して、生活し生産すること自体が、既に地球の異物です。

人類が滅びてもいい、地球環境が残ればいいというのでは意味がないのです。 

人間の営みを完全否定してしまえば、それはスッキリとクリーンになりますが、それによって人類がなんらかのリスクを受けるなら、環境負荷リスクを押してでもするべきな場合があります。 

要は、環境と人間の営みとの間の緊張関係、言い換えれば<折り合い>の問題なのです。 

環境負荷より、社会的ベネフィット(利益)が大きいならば、慎重に環境への影響を計った上で、実施することも否定できないでしょう。 

この<折り合い>のことを、「リスク評価」と呼びます。 

ですから、私は両極端を排除します。 

方や、「一本の草も枯らしたらダメだ」という超理想論があり、一方は「大の虫を活かすためには小の虫は潰してかまわない」的な悪しき現実主義がありますが、共に極論です。 

そのようなわけで私は、辺野古問題については海の埋め立ては下策であって、回避可能ならばより環境負荷が少ない陸上案にするべきだとかねがね主張してきました。 

ただし、左翼の人たちはもはや「次善」という概念を失くしてしまったようで、「絶対反対」という硬直した立場から出てこようとしません。 

本来、反対派のほうから積極的に政府に、「こうしたらもっといいんじゃないか」といった具体案を提示すべきなのです。 

ところが、この土壇場の時機になってもあいもかわらず、「全基地撤去・安保反対」一本では話になりません。 

彼らは環境問題を、政治の道具にしてしまっています。

とくに共産党には辟易します。

下の写真は共産党・吉良佳子議員のサイトからのものですが、「安全であろうが、なかろうが」だそうで、ここまで来るともはやドグマの域に達しています。

Photo

一方、政府も別の意味で硬直しています。

せっかく提案した「和解」期間も、現行案の説得一本だけならばうまくいくはずがないではないですか。 

公明党を表に立ててでもいいから、禍根を残すだろう現行案の修正を計るべきです。 

高江ヘリパッド問題も、結局は同じことなのです。 

新たにヘリパッドを作るリスクと、作ったことによる社会的利益を天秤にかけていただきたいのです。 

4000ヘクタールもの手つかずに等しい原生林が、国民の手に戻ってくるというのは素晴らしいことです。

沖縄本島の原生林は、日本唯一の亜熱帯域の宝石のような原生林です。 

この認識において、私は環境的反対派と意見を同じくします。

ただし、ここから先が違います。

今まで軍事目的でしか利用されてこなかった原生林が、その軛からはずされることによって、様々な学問研究も含めた民間利用が可能となっていきます。

一方リスクは、直径45mの着陸帯と外周囲15mのヘリパッドを6箇所、計3.2ヘクタール分を作ることにすぎません。

ですから自然環境の天秤では、<利益>のほうが<損失>よりはるかに上回ると、私は評価します。

次に、反対派が言うような「集落移転せねばならない」ような、住民に対しての社会的損失を伴うものかどうかという事になります。 

HN小百合さんの質問にお答えする形で考えていきます。

「人が住む集落から400mのところ、囲むようにオスプレイも利用するヘリパッドが作られようとしていますが、世界的にも居住区の近くにこのような訓練施設が作られたという前列はあるのでしょうか」 

現在のヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)は、こういう配置になっています。

Photo_2沖縄タイムスによる

選定理由は以下です。

Photo_3同上

上の沖タイの資料によれば、新たに6カ所という言い方が誤解を呼ぶ表現で、N4・1 N4・2は、既に「既存着陸帯の中に整備された」と記してあります。

つまり既存のヘリパッドの増設であって、新設ではありません。

いま、反対派が終結しているG地区は、専門家によって「環境影響が最小限になる」地点を選んでいます。

同じくH地区も選定理由は、「環境影響が小さいこと」です。

ひとつ疑問なのですが、よく反対派の中で流布されている「400m」という数字ですが、ソースがわかりません。
追記 HN千葉県民さんのコメントには2016年7月28日付のアエラだとあります。
150人の村を500人の機動隊で制圧、混乱続く沖縄のヘリパッド ...欄外一部引用

高江のどの集落からどこの建設予定地までの距離なのでしょうか。

※追記 航空法については私の勘違いでしたので、この部分を削除しました。ひこーさん、ご指摘、ありがとうございます。

一説では数㎞という説もあり、私自身迷うところです。

次にヘリパッドは、反対派が言うような「新たな航空基地」ではありません。

たかだかというと怒る人もいるでしょうが、たまに使うこともある緊急用、あるいは訓練用「場外離発着帯」にすぎません。

年間休日を除いて、毎日使われ続ける本格的航空基地ではありません。

たまに訓練の時に必要があれば使う程度で、その頻度は比較すること自体馬鹿げています。

かつての厚木基地周辺住民としての経験から言えば、離発着する騒音もさることながら、参ったのは整備時に出すエンジンテストのドギャーといういうような爆音でした。

高江には普天間基地と違って、エンジンテストがありません。

しかも利用するのはヘリ、ないしは、オスプレイです。

これが双発のジェット戦闘機かなにかならば、反対派が言うように「集落移動」もやむなしでしょうが、たかだかヘリです。

こう言ってしまえるのは私は何度か書いてきましたが厚木基地という全国屈指にうるさい米軍基地のすぐ脇で育ったからです。
関連記事http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-1e6a.html

Atsugi

米海軍厚木基地

この厚木基地の写真をみると、滑走路まで数百メートルていどですね。

しかも運用されているのは4発固定翼機とヘリ、そしてカミナリの親玉のようなジェット戦闘機などです。
大和市/厚木基地の航空機騒音などの問題

自慢になりませんが、厚木にいるF/A-18Eスーパーホーネットは大和市・綾瀬市の騒音測定器で最高120デシベル(ビル工事現場)を記録しています。

それに対して、オスプレイの騒音については以下の資料があります。

Img_4556米軍環境レビュー

ヘリの騒音を間近で聞いた方はおわかりでしょうが、ヘリはたいへんに遠方からうるさいバタバタというローターが空気を叩く音を出しながら接近してきます。

ヘリの騒音はエンジンではなく、この空気が叩かれる音(ラップ音)にあるのです。

オスプレイは飛行中は固定翼機なので、ブーンという音しか出しませんから、ヘリより静かだと実感できるわけです。

巡航中のオスプレイは高度1500mで77デシベル、低空の75mで93デシベルです。
※図はフィート表示。1フィート≒0.3m

またオスプレイ着陸地点から150mの騒音は、上図の中段にありますが94デシベルです。

以上の資料は米軍が作った環境レビューに乗っているものです。米軍は慎重に飛行ルートと、着陸地点の環境アセスメントを実施しています。

2012年6月にまとめられたもので、220頁にもなる膨大なものです。日本語の仮訳もあります。

もう一点、高江ヘリパッドが普天間と異なる点は、平坦地ではなく、集落との間に原生林の壁が長く伸びていることです。

森林は大きな遮音壁になります。仮に着陸地点で94デシベルあったとしても、相当に減殺されているはずです。

遮るものがスカスカのフェンスしかない普天間より、はるかに静かではないでしょうか。

私はオスプレイが際立って静かだとはいいませんが、「集落を移転する必要がある」とは到底思えません。

もしそうなら、厚木や嘉手納周辺など、とっくに無人地帯になっていますからね。

お答えになったかどうかわかりませんが、遺跡、植生等への影響については長くなりましたので、とりあえず別な機会に回します。

 ■参考資料 MV22の沖縄配備及び日本での運用に関する環境レビュー
2014年4月

 ①エグゼクティブ・サマリー
 
http://www.oki-kan.net/pdf/MV22/02_MV22.pdf
 ②本文
 
http://www.oki-kan.net/pdf/MV22/04_MV22.pdf
 ③MV-22オスプレイ環境レビュー等データ集
 
http://www.oki-kan.net/pdf/MV22/03_MV22.pdf

■朝日新聞アエラ
2016年7月26日

「(略)ヘリパッドから約400メートルの至近距離に住み、「騒音で子どもたちが眠れなくなってしまった」という
安次嶺雪音(あしみねゆきね)さん(45)は、中1から5歳までの子ども5人を連れ、隣村での避難生活を強いられている。
「2カ所ですらこの状態。6カ所も造られたら、高江にはもう暮らせない。政府のやり方はあまりにもひどい」
 翁長知事は沖縄基地問題の根源を語る時、米軍統治時代に行われた土地接収を指す「銃剣とブルドーザー」という歴史的形容をしばしば口にする。(略)」

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沖縄問題」カテゴリの記事

コメント

高江ヘリパッド民家から400mはここで語られてます。

http://www.qab.co.jp/village-of-target/

高江の子らの涙の上にある安堵を味わうのは誰なのか  琉球朝日放送 報道部 三上智恵 2012/12/01

「本当にオスプレイ来ちゃった、やだよぉ〜!」10月1日、普天間基地のゲート前。
湧き起るオスプレイ帰れの怒号の中、高江の子供たちが泣き叫んだ。

この6人兄弟の家は東村高江に建設中の米軍のヘリパッドから400Mしか離れていない。
そこに事故が多いオスプレイが来ると聞き、父親の安次嶺現達さんらが座りこみを始めたのは5年前。

ところが間もなく国に「通行妨害」で訴えられてしまった。突然被告にされた15人には、妻と当時7才の娘まで含まれていた。
国が、国の方針に従わない民に圧力をかける前代未聞の裁判。
娘の海月ちゃんは「私も刑務所に入るの?」と怯えた。

> というのは、400mでは航空法第79条に違反するからです。(下図参照)

これ、高さ制限なので建物は建てられますから根拠になりません。
でなければ、大都会の建物に屋上へリポートを作ろうとすると、周囲の建物全て取り壊さなきゃいけません(^^;;

というか、この図でも進入表面以外なら45m離れていれば建物を建てられますよ(苦笑)
まぁ、これは空港としての申請ですけど、訓練では360度どこからでも侵入してくるということで500m範囲に家はないと提示されたのだと思いますが、それでも高さ制限なので500m範囲に家がない根拠にはなりませんね。

投稿: ひこ~ | 2016年11月 5日 (土) 08時48分

ひこーさん、すいません。私の勘違いです。当該部分は削除しました。
考えてみれば、うちの村の総合病院にも庭にヘリパッドがありましたな(笑)。

この琉球朝日放送報道部・三上智恵氏という人は、アエラの記事の筆者でもありますので、この人なんでしょうか。

投稿: 管理人 | 2016年11月 5日 (土) 09時20分

管理人さん記事有り難うございます。

読ませて頂きましたがやはり難しい問題だと思いました。
私個人的には、自身がヘリパッドが建設される集落に住むわけではないので「騒音は問題ないし安全だ」とは口が裂けても言えませんが考え方の一つとして非常に参考になりました。
有り難うございます。

ただ比較するべきかは分かりませんが、例えば保育園の建設が周辺住民の反対で頓挫するということはよくありますね。
私は「保育園は数が不足しているし待ち望む人も多いので子供の声ぐらい我慢したら」と心の中では思いますが、やはり私が当時者ではなく人の感じ方もそれぞれなので建設を積極的に肯定することに遠慮してしまう部分はあります。
保育園ですら反対が起こるのですからヘリパッドの建設が周辺地域の住民の理解が得難いのも仕方がない部分もあるかと思います。
恐らく沖縄に限らず全国で考えても難しいでしょう。

やはり一番確かなのは政府あるいは防衛局が住民の方と納得するまで協議をして妥協できる点を探すことだと思います。
オスプレイについては、機体の世代が進んで評価が確かにものになり値段が安くなった頃でもいいのかなーと。

また長々と失礼しました。

投稿: 小百合 | 2016年11月 5日 (土) 09時35分

小百合さん

> 「本当にオスプレイ来ちゃった、やだよぉ〜!」10月1日、普天間基地のゲート前。
湧き起るオスプレイ帰れの怒号の中、高江の子供たちが泣き叫んだ。

 三上アナウンサ-のナレ-ションですね。思い出します。この方はいわゆる左翼に分類されるでしょうが、特徴は、非常に感情的な表現をする方です。少し普通人とは異なる感覚があるようです。優しい性格の方でしょう。私の嫌いなタイプではありませんが、どこか偏りがあるような気がしておりました。安次嶺さんはたしか共産党員ではなかったでしょうかね。普通、座り込みなどしませんよね。皆自身のイデオロギ-で行動するのですからそれはそれでイイのですが。

 さて、騒音の問題です。私は「ありんくりん」さんの現実処理のやり方、考え方に賛成です。色々と騒音問題はありますね。私が防衛施設局(現在 防衛局)在勤中に経験した騒音関係で印象に残ることを書いてみますね。

0 沖縄で経験した最も酷い騒音は、嘉手納飛行場でかつて行っていたジェットエンジンの調整作業時に発生する音でした。県道を走る車の窓を閉めてもその振動はやまないほどでした。まさしく殺人的騒音です(後に改善)。普通に、嘉手納飛行場は今でもうるさい飛行場でしょう。

0 それに比べると普天間の騒音はかなり程度は低いという認識です。今でも多分同じでしょう。

0 実弾射撃や不発弾処理時の騒音はかなり大きいです。初めての方には衝撃でしょうね。周辺の人には騒音慣れも見られますが。 

0 20年ぐらい前ですが、横浜防衛施設局に行ったときに厚木飛行場関連の騒音苦情のことをお聴きしました。当時厚木ではホ-ネットでしたか海軍航空機の夜間離着陸訓練が行われていたのですね。これは相当な騒音被害があることがよくわかりましたよ。沖縄以上だったかもしれません。おそらく今は改善されたのではないでしょうか(硫黄島に夜間訓練は移ったのかな)。

 このような経験から、三上さんや安次富さんの行動には違和感がありますが、自身のイデオロギ-に合致しなければ騒音であり迷惑なんでしょうね。分からないことではない。

 ピアノの音に騒音を感じたり、保育園の園児の声に騒音を感じることもあります。

 ケヴィン・メヤ-さんは、嘉手納の騒音が酷いと言った住民に対し、自由を守る音だと聞いてもらいたいとのことを言いました。私の友人は、オスプレイはうるさいと言いましたが、私は不思議な音であり、ヘリより騒音はないと感じるのです。音源に対する人間の感情が色々と反応を分けることもありますね。  

投稿: ueyonabaru | 2016年11月 5日 (土) 10時51分

小百合さん。あまりご理解いただけなかったみたいで残念です。
一点だけ。高江のヘリパッドが単独の建設計画ならば、私も反対です。
しかしこれは大きな返還計画の一部であるというのがキモなのです。
4千hもの北部演習場と,さらに沖縄全体の基地縮小計画の「一部」なのです。
そこをはずしては、この問題を語れません。

それとティルトローター機は既に充分に「枯れた技術」です。

また懲りずに、ご訪問下さい。

投稿: 管理人 | 2016年11月 5日 (土) 10時57分

オスプレイは日本の機体じゃありませんよ?

投稿: ギロス | 2016年11月 5日 (土) 11時04分

安全な場所なら国内にいくらでもあるわな。
安保破棄とか管理人の都合のいいデマだし

投稿: | 2016年11月 5日 (土) 11時10分

アメリカ政府は当初から海兵隊の撤退を考えていたが日本政府が止めた、それに対しアメリカ政府は北海道に移設してもいいと言ったが日本政府は無視した。
管理人って重要な事は書かないで、あくまでオスプレイの危険性に議論を矮小化するからヤダ。

投稿: 香川 | 2016年11月 5日 (土) 11時14分

意味不明のコメふたつ。名無しさん。HN入れなさい。
安保廃棄がデマだって?
あなた、共産党と平和センターの親団体の社民党は一貫して安保廃棄ですよ。怒られるよ。

うん、本土にもいくらでもあるから、空軍型が横田に来るんですよね(苦笑)。

ギロスさん。オスプレイは日本の機体じゃない?何それ。

投稿: 管理人 | 2016年11月 5日 (土) 11時20分

社民党が安保破棄だから高江にヘリパッド造る必要性がある、との主張は論理的ではないな。

投稿: 香川 | 2016年11月 5日 (土) 11時41分

小百合さん。
私は小学校のそばに住んでます。
しかも歴史的な建造物だったのが、子供も3分の1になり、
保存運動もありましたが、市からの一方的な通知で建て替えで目の前がグラウンドになりました。かつての巨大校舎でブロックされてた頃とと違い国道の音が伝わってきます。もちろんうるさいですか、これはしかたないよね!我慢の範囲内てしょう。町内会の総意です。

最近都市部で「保育園の騒音が煩い」と建設中止が、相次いでますか、夜型のわたしでも「狭量というかコンセンサスををまとめられなかったのかと」正に不思議に思います。


ギロスさん。
オスプレイは日本の機体じゃないですね。はい。そうですけど。何か問題があるのならちゃんと指摘して下さいね。
国内で沢山使われているエアバスA-320なんかに普段から乗ってる方も多いでしょうけど、何か問題が?あれも初期のVIPを同乗させた飛行で森にドカーン!とやっていますけど。

むしろ日本製航空機で一線で使われている機体のリストを上げてみてください。

投稿: 山形 | 2016年11月 5日 (土) 11時58分

HNひこ~さんか引用された記事の中の子供含む15人が告訴されたという裁判、以下の琉球新報の記事にある通行妨害禁止の仮処分申請のことではないでしょうか?(因みに子供への訴えは後に取り下げ) 
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-208541.html
だとしたら刑事裁判ではないのに「私も刑務所に入るの?」と怯えたことを書くのは事実かもしれませんがあきらかな印象操作ですね
本題から外れたですみませんでした

投稿: 須山 | 2016年11月 5日 (土) 14時28分

話し合いしろという人に限って話し合いにならない。つまり我々の言う事を聞けの一点張り。それで話し合いとか良い加減にして欲しいな。

投稿: かつて…(以下略) | 2016年11月 5日 (土) 15時25分

連投失礼します
印象操作はHNひこ~さんではなく三上智恵氏の記事がという意味です
念のため

投稿: 須山 | 2016年11月 5日 (土) 15時25分

皆様。「香川」がまた入ってきていますが、かまってほしいだけの寂しいストーカーにすぎませんので、反応しないで下さい。

投稿: 管理人 | 2016年11月 5日 (土) 17時09分

元QABアナウンサーの三上智恵さん、
根っからの左翼思想家だと思ってい
ます。
映画作成時、本土での講演で 山形県の
中学校からのオファーで出向き、学生
からの正当な質問に対し、ネットで右翼
に洗脳されていると決めつけるなど、私
は、信用していません。
彼女のtwitterでのつぶやきです。

http://hikaritokage.ti-da.net/e8350385.html

投稿: 宜野湾市民 | 2016年11月 5日 (土) 18時04分

宜野湾市民さん

 なるほど、彼女は立派な左翼ですな。福島さんたちと同じですね。沖縄に来たのも、沖縄の左翼的土壌が魅力だったのでしょうね。

 彼女が大神島(宮古)の司のことを取り上げておりました。左翼と民族宗教、どういう接点があるのでしょうか。私は、唯物主義の左翼は民族宗教とは基本的に相いれないものだと思っておりましたので、三上さんの大神島の司(シャ-マン)への思い入れがとても興味がありました。

 三上さんのような方は、民族宗教でも、自身の左翼的心情とすぐに結びつけられるのですね。これも、偏った三上さんの民族宗教理解なのかもしれません。佐藤優さんもそんな傾向があります。久米島が世界の中心とか言っておりますね。佐藤さんの分かりにくさや彼の主張する沖縄アイデンティティ-の独りよがりもそのような類のものかもしれません。

 

投稿: ueyonabaru | 2016年11月 5日 (土) 18時52分

騒音問題に関しては、感情が優先されるのも仕方が無いのかな、と思います。当事者として、どちらの立場も知っているからです。
私的な話になりますが、雑学として読み流してください。


何度か書いた事が有りますが、私は千葉在住です。
空港近辺の成田(野毛平工業団地)で働いていたことも有ります。
仕事中は気になりませんが、仕事が終わって家に帰った後、飛行終了までの23時くらいまでは、頻繁にジェットが飛びます。テレビはイヤホン付けて見ていましたし、窓は常に閉めっぱなしです。冬場は別に構わないんですけどね。
(半年ぐらいで慣れますけど)


また、かつては市川に有った鍛造工場にも勤めました。
この市川の工場は、戦前から存在していたそれなりの規模の有る工場でした。
戦中は軍需工場として大きな規模が有り、市川駅から燃料の石炭を搬入するための引き込み線も有りました。(その頃に勤めていたわけではないです)
鍛造という工法はハンマープレスで朝から晩まで「どがんどがん」と振動を伴いながら鉄を叩くものですから、戦後昭和40年代になると騒音と振動の問題で、市川から追い出されることになりました。

当時は二交代制で、朝は6時から夜は21時半まで、騒音と振動がずっと続いたのです。
会社としても、勿論対策はしていました。騒音には工場外周に高い壁を立て、振動には基礎工事を改良しました。
しかし、東京都基準以下の騒音と振動になっても、住民運動は繰り返されました。(ここでも共産党が出てきた)
まあ、40年代後半になると、公害問題は日本全国で問題になっていたので、時代の流れなのかもしれませんが。

これ以上の詳細は長くなりすぎますので省きますが、要するに、「後からきた奴に追い出され」というのは、普通にあることなのです。
それも、実際の被害ではなく感情からくる問題の方が重要な要素となって、です。


高江の反対派の荒っぽい方法を認めるわけではありませんが、それが真っ当な方法であったとしても、対立は無くなりません。
結局は、どこで妥協させるかという話になるのです。相手は民間企業ではなく国と軍なのですから、勝利することは有りません。
反対派も実現不可能な理想を追うのではなく、妥協して泣くか、あるいは得るもの無しで泣くか、どちらかを真剣に考える時ではないでしょうか。

投稿: 青竹ふみ | 2016年11月 5日 (土) 18時54分

↑修正を忘れました。
私が鍛造会社に勤めたのは、移転後に市川に残った支社で、実際に鍛造業務をしていたわけではありません。
ただ、その頃に勤めていた人が多く残っていたので、耳にタコができるぐらい繰り返し聞かされた、という事です(笑)

投稿: 青竹ふみ | 2016年11月 5日 (土) 19時00分

失礼しました。

小百合さんの件についてのコメでした。

>オスプレイについては、機体の世代が進んで評価が確か>にものになり値段が安くなった頃でもいいのかなーと。

投稿: ギロス | 2016年11月 5日 (土) 21時51分

 主題とは違いますが、又吉氏のu-tube動画を紹介させてください。

【沖縄の声】共産党は議会制民主主義を破壊し、社会主義国家を目指している[桜H28/11/4]

https://www.youtube.com/watch?v=zLGXsAOOlt8

 この又吉氏の動画は是非ご覧ください。高江のいわゆる市民と称する暴力的運動家たちの奥にある原理が見えてきます。それは、マルクス・レ-ニン主義なのです。この動画で、共産主義(社会主義)の骨格が分かるでしょう。

 私は恥ずかしながら、中国において毛沢東軍がなぜ農民の支持を得られたのかが分からなかったのです。毛沢東は地主から土地を奪い取り、農民たち(小作農)に与えていったのですね。そして、政権を奪取してから、今度は農民から土地の所有権を奪うのですね。左翼を勉強した方なら初歩的知識なのかもしれませんね。

投稿: ueyonabaru | 2016年11月 5日 (土) 23時38分

>2003年ロハスな暮らしを求めて沖縄中部から高江に移住した。翌年、都会の人の癒やしの場にとカフェ「山甕(やまがめ)」を森の中にオープンした。
〜中略〜
しかし、2014年に完成したN4地区のヘリパッドでオスプレイの訓練が始まった。静かな森は一変した。ゲンさんの家はN4地区から最も近く、400メートルしか離れていない。ぽっかり空いた空を真っ黒なオスプレイの機体が覆い被さるように飛んでいく。突然、楽園を引き裂くオスプレイの騒音が襲う。夜中に訓練が始まると、子どもたちは飛び起き睡眠不足で学校に行けなくなった。ゲンさんは仕方なく子どもたちを隣村に避難させた。「ヘリパッドのせいでここに住めなくなる。悔しい。私が悪いのでないからここから逃げたくない。国は沖縄にばかり基地を押しつけている。許せない」と顔をゆがめた。
※カフェは現在休業中。


ん〜、集落の定義が?
集落の他の民家から離れた一軒家も集落の一部と呼べるならそうか!?
400m、増設前もヘリの訓練はあったと思いますけどオスプレイのみが影響を与えるんですね〜。

食べログに左翼活動家の店とか書いてあったけど…本当かな。

投稿: 多摩っこ | 2016年11月 6日 (日) 01時45分

音に関しては戦闘機の音はとてつもなく大きく感じますが直ぐに去ります。
ヘリコプターの音はそうでもないのですがゆっくりと動き、滞留時間が長い。

基地隣接じゃない場所で、どちらに不快をより感じるかは受け手次第。

投稿: 多摩っこ | 2016年11月 6日 (日) 01時58分

テレビで、沖縄の左翼大学教授が憚ることなく、基地に反対すると振興予算が増えると発言していました。今まで振興予算が一番多かったのが、大田知事時代の4000億円台だったし、アメリカ統治時代は日本国からの恩恵も無かった。とも発言していました。
私にはどうしてもオスプレイ反対にしても、軍属の犯罪問題にしても、振興予算もっと寄越せと聞こえるのです。国との阿吽の呼吸みたいなのが今まであったと思うのです。ところが翁長知事は左翼票で当選したので、逆に身動きが取れなくなった。振興予算は減額され、20年間も返還を延期したハンセンの一部も返還された。
最初から分かっていたことではありますが。


投稿: karakuchi | 2016年11月 6日 (日) 07時28分

karakuchiさん。

それ、いい視点だと思います。
太田さんは石垣空港でゴネたりと混乱がありましたが、タフネゴシエーターとして尊敬に値します。
仲井真さんも見事でしたが・・

左翼さんを勢いで取り込んだだけで知事になった翁長さんは、残念ながらとてもそんな器とは思えませんね。

投稿: 山形 | 2016年11月 6日 (日) 07時49分

今はネット時代。高江の土人発言のようにマスコミが情報操作しても、不都合な真実はあっという間に広がります。
沖縄のマスコミは普段から、沖縄の世論は俺たちが作る。と公言していますが、今回の高江問題は何か反基地運動の転換期に来たと私は感じています。
3年ぐらい前になりますが、沖縄の教科書採択問題もネットの支援が無かったら潰されていたでしょう。
朝日新聞も沖縄2紙も発行部数の減少に歯止めがかからないし、国民のテレビ離れも顕著です。
個人的な意見ですが、ひな壇にお笑い芸人やちょっと綺麗な女性を据えるだけのの番組が多すぎます。
何か時代が大きく畝っている。そんな気がする最近です。

投稿: karakuchi | 2016年11月 6日 (日) 07時51分

そういえば、3年前に大田さんと振興予算の関係は記事にしたことがありました。
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-c854.html

今回の高江のリンチ事件など、ネット言論がなければだれも知らなかったでしょうね。

どなたか、高江集落と建設予定地の地理的関係の資料ご存じでしょうか?
皆様のおかげで、400mの発信源は分かりつつありますが、正確にはどうなのでしょう。

投稿: 管理人 | 2016年11月 6日 (日) 08時02分

多摩っこさん貴重な情報ありがとうございます。
>>2003年ロハスな暮らしを求めて沖縄中部から高江に移住した。
>食べログに左翼活動家の店とか書いてあったけど…本当かな。

Wikipediaによると高江ヘリパッド反対活動は1999年頃からあるようです。

>人が住む集落から400mのところ、囲むようにオスプレイも利用するヘリパッドが作られようとしています。
とありますが、これは事実かどうか疑わしい事になります。
仮に反対活動家が400mの場所にそれが目的で住み着いたとするのであれば、この世帯、或いは特定の活動家(声の大きな一部の主張)達が、高江集落の”民意”(←左翼が多用)に関係なく、そのために訓練地返還による沖縄や日本国としての社会的利益が影響を受ける事になるのでは無いでしょうか。

要は、感情や”力ずく”ではなく法治的に解決すべきものだと思います。

投稿: ume | 2016年11月 6日 (日) 08時21分

すみません訂正です。
×或いは特定の活動家(声の大きな一部の主張)達が、...
○ 或いは特定の活動家(声の大きな一部の主張)達によって....沖縄や日本国としての社会的利益が影響を受ける事になるのでは無いでしょうか。

投稿: ume | 2016年11月 6日 (日) 08時26分

本記事からかなりずれますが、

ueyonabaruさん、

かなり昔、毛沢東に嵌ってまして、いろいろ調べていました。簡単にいえば山賊の類ですよ。実際、1920年代は毛匪と呼ばれていたそうです。
匪賊の親分を崇拝する国を崇めているのが日本のサヨクさんですからね。呆れたものです。

投稿: やもり | 2016年11月 6日 (日) 09時07分

宜野湾市民さん

リンクありがとうございます。

「沖縄だけが荷物持っているんじゃありません。
各県には県の役割があると思います。」

新潟の子供たちの、素直で素晴らしい見識に胸を打たれました。

投稿: 山路 敬介(宮古) | 2016年11月 6日 (日) 09時12分

umeさん

私が見つけたわけじゃないですが(^^;

「集落」から400mならもっと地元の住民から反対の声が出てもいいかな。
400mにあるのは何軒なのか。
他の村人の皆さんは慣れているので許容範囲なのか。

色々と疑問は浮かびます。


高江住民、元住民で事情や地理が分かる方のコメントが欲しいです。
先月あたりにHN高江移住民の元住民さんって方もいらっしゃいましたよね。

投稿: 多摩っこ | 2016年11月 6日 (日) 10時14分

 集落から400メ-トル

 集落から400メ-トルの云々の記事が問題になっております。又吉氏のブログの過去記事を詳細に調べたら、事情の分かる記事が出てまいりました。集落というより、多摩っこさんがおっしゃる「集落の他の民家から離れた一軒家も集落の一部と呼べるならそうか!?」に該当しそうです。

http://hijai.ti-da.net/index_2.html
 
建設されるN-1地区、H地区、G地区は国頭村安波である。高江ではない。だから高江ヘリパッドではない。安波ヘリパッドだ。N-4地区だけが高江ヘリパッドである。

高江中学校からの距離
N4地区・・・1,5km    N1地区・・・2,5km    H地区・・・2km   G地区・・・2,8km
1km離れていたらオスプレイの騒音被害はない。

投稿: ueyonabaru | 2016年11月 6日 (日) 10時40分

追記です。

 又吉氏のブログで、2016年8月28日の記事です。カフェ 「山甕」を含む全体的な位置関係が分かります。距離は分かるでしょうかね?

投稿: ueyonabaru | 2016年11月 6日 (日) 10時50分

多摩っこさん、Ueyonabaruさん。

たぶん、そのカフェってヤンバルでロハス生活したくて本土から移住してきた、散々ドキュメント番組や某報道番組で取り上げられてきたとこですね。
元々儲かりもしない所で店出して、今度はオスプレイが煩いから閉店しといてもう住めない!とか。
全くもって勝手な言い分です。
実際、活動家さんですよ。

なら静かな東北の田舎にでも来ればいいのに。ホイホイと移住できるほどカネはあるんでしょうから。。

投稿: 山形 | 2016年11月 6日 (日) 11時28分

ueyonabaruさん
カフェ「山甕」とN4ヘリパッドとの距離は600mくらいですね。

山形さん
>元々儲かりもしない所で店出して...
仰るように、「山甕」は県道70号線から随分を山の中に入ったところにポツネンと立地していて、メニューも含めて地元の常連客がつくような感じではなさそうだし、観光客もよほどの通な人しか立ち寄らない感じですね。

投稿: ume | 2016年11月 6日 (日) 11時54分

Googleで「カフェ山甕」を検索すると住所がわかるのでそれで地図検索してみるとだいたいの位置関係がわかると思います
ネット環境の都合(というか唯一の接続手段であるPHSの機能のせいかも)で検索した地図のURLがうまく取得出来なかったのでリンクを貼ることが出来ませんが多少でも参考にしていただければ幸いです

投稿: 須山 | 2016年11月 6日 (日) 13時00分

連投失礼します
これだけは書こうとおもって書き忘れてましたが高江中学校から「山甕」までナビサイトの表示で1.4km、場所は集落より基地に近い方向にありました

投稿: 須山 | 2016年11月 6日 (日) 13時06分

いつも私自身の地元ネタで恐縮ですが、佐賀の陸自目達原基地(吉野ヶ里遺跡近く)は多分400㍍以内に民家等有りますが揉めた話は聞いた事無いし、基地に国道34号(長崎街道)が隣接、JR長崎本線も近いです。
実家上空をヒューイコブラ(たまにアパッチ)等がわんさか飛んでますから、離発着はかなり多い筈です。

投稿: Si | 2016年11月 6日 (日) 13時22分

 又吉氏ブログのマップ図と道路環境まで分かるマップを見て、全てのヘリパッドを対象に一番近くに建物を建てられる場所を探した結果が「カフェ山甕」がある場所だったとでは?と思ってしまうのは私だけでしょうか?

 ですので必然的に「カフェ山甕」は、高江集落とは離れしかも集落と道路の接続も非常に悪い立地になったと。

ところで、こんな地図がありました。
http://henoko.ti-da.net/e8882664.html

投稿: ume | 2016年11月 6日 (日) 14時09分

連投失礼します。
ところで「カフェ山甕」の近くのN4って既存着陸帯の整備でしたね。
勘違いしていました。

ということは、従来のヘリ(←型式分かりません。)がオスプレイに換わって煩くなったというこになるのでしょうかね????

投稿: ume | 2016年11月 6日 (日) 14時24分

ueyonabaruさん

>建設されるN-1地区、H地区、G地区は国頭村安波である。高江ではない。だから高江ヘリパッドではない。安波ヘリパッドだ。N-4地区だけが高江ヘリパッドである。


成る程、今反対運動をしてる所、実は安波ヘリパッド。
アハ?と読むのかしら。
そしてカフェは集落の外れと解してよろしいようですね。


山形さん

そんなに有名な方なんですか、アシミネという姓は本土ぽくない感じもしますが、元々は本土からの移住なんですね。

今は国頭村で旅の宿朝日家とカフェ水母(くらげ)を営んでるみたい。
写真ではカフェからの海の景色がいいですよ。
これまた回りに民家がないような場所なので、ご近所付き合が苦手なのか静寂が好みなのか。


umeさん

N4は既存に2箇所増設なんですよ、やはりオスプレイの前は何が飛来していたかも気になりますでしょ。
普天間所属機だとそれなりの音だとは思いますけど。

400mも離れてるなら着陸帯の位置よりは飛行経路が頭上に近いかどうかが騒音の問題点になりそうです。


推測しつつ色々コメントしてるとまた現れるかな〜
o(><)o

投稿: 多摩っこ | 2016年11月 6日 (日) 15時32分

以前名乗ってたHN忘れたので
改めてブルースジュニアにします

安次嶺という沖縄では珍しくはない姓です。
http://www.fujisan.co.jp/yomimono/articles/2978

このサイトによると、ご主人の現達さんは本島出身、奥様は島根出身のようですね。

現達さんにしても、嘉手納で家具屋をやっていて
より自然な環境を求めて東村に移住したようですね。

投稿: ブルースジュニア | 2016年11月 6日 (日) 18時05分

ブルースジュニアさん

どうも、奥さんが本土からの移住なんですね。

投稿: 多摩っこ | 2016年11月 6日 (日) 19時30分

ブルースジュニアさん
紹介頂いたブログには、高江を選んだ理由として
「森に囲まれた川のあるところ。
飲み水になるきれいな川がある場所で、せせらぎの音や鳥の声を聞きながら気持ちよく過ごしたかったのだ。」
とありますね。

多摩っこさん
「カフェ水母」は2013年から営業してるんですね。
しかし、何故か「森に囲まれた川のあるところ... せせらぎの音や鳥の声...」ではなく、海辺の70号線沿いで観光客ターゲットのような感じですね。気が変わったのでしょか。
>着陸帯の位置よりは飛行経路が頭上に近いかどうかが騒音の問題点になりそうです。
高江集落の方向は飛行を避けるでしょうから、「カフェ山甕」の近くを飛行する事はあるかもしれませんね。
オスプレイ導入前と導入後で飛行頻度でもかわったのでしょうか?

しかし、「森に囲まれた川のあるところ... せせらぎの音や鳥の声...」を探して、ヘリパッド直ぐ近く米軍訓練場に接する立地を選ぶとは、凡人には理解しがたい。

投稿: ume | 2016年11月 6日 (日) 21時04分

高江の問題での皆様の書き込み、とても参考になります。
3点に分けて補足的にコメントさせていただきます。
(1)N4ヘリパッドは、ご指摘にもありましたように、既存のLZ17ヘリパッドの整備であり、「増設」といっても既存の施設のあったところに造られたものです。従来からCH46の訓練が頻繁に行われていた場所ですね。騒音については個人差がありますが、仲嶺高江区長に訊ねたところ、「以前より騒音は大きいと思う」というお答えでした。ただ、時期によって騒音の大きさは異なるようです。オスプレイの訓練が始まってから、高江小中学校では騒音を理由とした心身の不調を訴えて欠席した生徒が3名いると教育委員会が報告しているようですが、欠席期間や診断書の有無など実態はあまり公表されていません。
(2)安次嶺現達さんは高江の「ヘリパッドいらない住民の会」共同代表です。前回の村議選で当選した伊佐真次さんも共同代表ですが、伊佐さんは共産党系です。安次嶺さんに組織的な背景はないと思います。あえて属性を求めるとすれば「ヒッピー」のような方だと思います。「自然のままに生きること」が彼のモットーでしょう。子どもを学校に通わせず、「フリースクールで学ばせている」とのことでしたが、登校すべき時間帯に村内を裸で走り回る安次嶺さんの子どもたちを見て、住民の方たちは眉をひそめていたようです。
もともと高江は、本島内の移住者が多い土地です。伊佐さんは移住して25年、安次嶺さんは15年ときいていますが、安次嶺さんもう高江の住民ではなく国頭村に住んでいます。ご指摘にもありましたが、ヘリパッドが建設されている国頭村安波の隣接地である楚洲で、朝日屋という民宿と水母(くらげ)というカフェを経営しています。ヘリパッドのの騒音を理由に国頭村に引っ越したということですが、もっとも、民宿やカフェは奥さんとボランティア(体のいい無賃労働者ですが)に任せて、現達さん自身は高江での活動に取り組んでいます。反対派のテント村の敷地(国有地)も、彼が重機などを用いて「造成」したものです。全国各地で開催されている基地反対派の集会や研究会の講師としても引っ張りだこです。
(3)問題となっている「距離」ですが、安次嶺さん自身が、「我が家はヘリパッドから400メートル。住民の中でいちばんヘリパッドに近いところに住んでいる」と繰り返し発言してますし、近隣には他の住宅はないときいています。ヘリパッドの騒音がどの程度だったのかわかりませんが、国頭村の民宿は忙しいらしく(反対派の活動に参加する人もたくさん宿泊しているようです)、ヘリパッドだけが転居の理由ではないと推測できます。真相はわかりませんが、地元には「いい気なもんだ」という批判があることは事実です。

投稿: 篠原章 | 2016年11月 6日 (日) 22時53分

上記コメント中(2)の最終段落が不完全な文章のまま送信されてしまいました。以下訂正しておきます。たいへん失礼しました。

もともと高江は、本島内の移住者が多い土地です。伊佐さんは移住して25年、安次嶺さんは15年ときいていますが、安次嶺さんもう高江の住民ではなく国頭村に住んでいます。ご指摘にもありましたが、ヘリパッドが建設されている国頭村安波の隣接地である楚洲で、朝日屋という民宿と水母(くらげ)というカフェを経営しています。ヘリパッドの騒音を理由に国頭村に引っ越したということですが、民宿やカフェは奥さんとボランティア(体のいい無賃労働者ですが)に任せて、現達さん自身は高江での活動に取り組んでいます。反対派のテント村の敷地(国有地)も、彼が重機などを用いて「造成」したものです。全国各地で開催されている基地反対派の集会や研究会の講師としても引っ張りだこです。

投稿: 篠原章 | 2016年11月 6日 (日) 23時12分

篠原章さん

詳しい捕捉説明をありがとうございます。
他の皆さんの情報からもわかってきたと思います。

集落から距離があるヘリパッド寄りの谷間の一軒家が「集落」になるのかは読み手次第かな。

しかし自宅や店のみならず国有地を造成してテント設営までするとは…。


umeさん
高江から車で20分の宿やカフェ、反対運動がいいお客さんを生んでいるようです。韓国からも来てます。

山甕を12年に閉店(湿気による腐食に加えて騒音問題らしい)翌13年に水母オープン。
構想としては山と海の両方をやりたいようです。

高江でCH46が訓練していたそうですから土地の下見段階で騒音の有無は判別出来てたとみるのが自然かもしれませんね。

投稿: 多摩っこ | 2016年11月 6日 (日) 23時36分

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