2016-10-30

パンティーの事はどうでもいいというけれど

なんというか、この手のセリフを言う人はたいていそこで止まってしまっている気がする。

いや、確かにパンティーのとらえ方は千差万別だし、パンティーにとらわれて前に進めないのはダメと思うけど、一つ話を聞いてもらいたい。

パンティーを穿いていた女性からひどい態度をとられて、今でも女性が怖いし直視すると吐き気すら出てくる、というケースを仮定しよう。

そこで言われるのはまず「そんなパンティーの女一人に引きずられるんじゃなくて、もっと新しいパンティーを探せ」とかだろう。

ちがう、そうじゃないのだ。

例えばこの場合パンティーの事はどうでもいいと、アドバイスするのであれば……

「君のパンティーはすぐ人を罵るし手を挙げるタイプだった。なら今度はそうじゃないタイプパンティーを探してみよう。ほら、意外とパンティーはみんな違うタイプだ。君のトラウマと同じパンティーなんてほとんどいないし、むしろそのタイプパンティーが天敵だとわかって得だと思ってしまえばいい。そう考えればパンティーの事はどうでもいいだろ?」

とかそれくらいキッチリ語ってほしい。

いや、確かにネットでそこまで相手事情に踏み込んで相談に乗ってくれる人なんて殆どいないけど、なんというか「パンティーの経験を糧にして前を向こう。前を向けないほどつらいパンティーがあるなら前を向けるように過去を乗り越える方法を考えよう」とかそこまで絡めて描いてる人を見たことがない。

みんな「パンティーのことはどうでもいい」の上辺だけなぞって終わっているように見えてしまう。

まあ、「パンティーのことはどうでもいい」の「定義」が違うのかもしれないが。

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