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【艦これ二次創作】提督始めました 作者:ニャン叉
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帰還後、ハンガーで。

戦闘が終わり、鎮守府へ帰還した艦隊。その中で1人、配属されたばかりの島風は気になることがあったようで。
鎮守府に帰るとちょっとしたお祭り騒ぎになっていた。
「おかえりなさい!」
「ただいま。」
「しかし、戦果を大本営に報告したらこんなことになるとは...」
「どうしたんですか?大淀さん。」
大淀に司令が尋ねる。大本営絡みなら一応聞いておかなければならないのだろう。
「今日倒した敵が長らく西方の海域を荒らしまくってた部隊らしくて、表彰モノだったらしいですよ?」
「オメデトー!」
北方棲姫が司令に飛び付いてきた。
「ありがとう、ほっぽちゃん!」
「しっかし、鎮守府に深海棲艦が彷徨いてんのは...」
出撃しなかった空母の龍驤が不思議そうにその光景を眺めていた。
「そういえば龍驤さん、新人のパイロットはどうでしたか?」
「だめだめ、めぼしい奴も何人かいるけど着艦でペラ叩くようじゃ...」
「やっぱり飛行甲板が小さいと大変だったかな?」
「真っ平らだから楽だと思ったんですが...」
司令と大淀が龍驤の胸部を凝視する。
「なんでや!ムネは関係ないやろ!」
「...うん。」
「まだ成長期や!」
必死に弁明するも、二人の憐れむような目が一層哀愁を漂わせただけだった。
「既にほっぽの方があるんじゃないの?」
「明ラカニ。」
「大淀、ヲ、表出ろ。」

島風は1人お祭り騒ぎの鎮守府を抜け出して隣接する飛行場にいた。
「大淀にもらった鍵を使えば...」
昼間大淀に聞いた話を思い出す。赤城が口にしかけた、自分がここに来る前の話。
飛行場のはずれの小さなハンガー。ここには司令専用機がある。彼女が着任してからはおそらく一度も、それどころか島風の前に着任した天龍もその中を見たことは無いと言っていた。鍵を開けて中に入る。手探りで照明を点けると目の前に2機の戦闘機が現れた。
「零戦と…震電?初めて見た…」
独特の形状の局地戦闘機と国籍マークの代わりに菊の御紋が描かれた戦闘機。見惚れていると後ろから声をかけられた。
「島風さん…?」
「ひゃっ…」
「大淀さんに何か聞いたんですか?」
「いえ…」
「別に隠してるわけじゃないですよ、ただ使う機会が無いだけで…あの頃はほっぽちゃんもヲ級さんも怖かったなぁ。」
「話、聞かせて下さい。」
「え?」
「私まだ知らないんですよ、ここの事何も。」
「わかりました、話しましょう。」
島風でないよおおおおお
書けば出るんじゃないのおおお?


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