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【艦これ二次創作】提督始めました 作者:ニャン叉
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提督 in the SKY

艦隊コレクションの二次創作です。
独自解釈
キャラ崩壊
そもそもゲームを始めたのがつい最近。
作者は船より飛行機が好き。
RJはとことんいじめる(ゲームではケッコン予定)
まな板にしようぜ!
稚拙な文章\_(・ω・`)ココ重要!
以上の事項が我慢出来る方のみお読みください。
「発進準備完了、偵察隊出撃します。」
「赤城さん、真上に射て下さい。」
「いつものアレですね?」
大きな弓を持った少女が自分の真上に向けて矢を番える。
「アレって?」
三つの砲塔を連れた少女がもうひとりの空母に尋ねる。
「島風...アンタうちに来てまだ日があさかったよね、まぁ見てなよね。」
放たれた鏑矢が甲高い音とともに上空へ飛翔する。矢は最高点に達した瞬間四つの飴色の機体に変化する。四方に広がった軌跡、翼端から雲を引きながら4機が背面で降りてくる。
「スプリット・S...綺麗、こんなに綺麗なのは初めて見た。」
4機の零式艦上戦闘機が赤城の直上超低空、超至近距離で交差した。
「おぅ!?」
実際は危険極まりない行為だが、パイロットたちは一切の迷いなくやってのけた。機体が水平線の向こうに消えてから瑞鶴が呟いた
「流石は一航戦。」
「い、今のは?」
「偵察隊。一航戦の四つの飛行小隊が順番で担当してる。」
「偵察隊?」
島風にはなぜ偵察部隊が曲芸飛行をするのかが理解出来なかった。
「偵察機っていうのは敵を見つけたらその位置をウチらに教えるのよ。でも敵のすぐそばで電文なんて打ったら自分の位置がばれるの。」
「それじゃ…」
「もちろんウチのパイロットはそこまでやわじゃない、けど、それでも危険なのには変わりない…だから。」
「自分が死ぬ前に全力でカッコつけたいだけですよ。」
「しれぇ!?」
「説明ご苦労様です。東側のパイロットより入電です、我敵艦見ユ、重巡一、駆逐艦三、大型空母一…敵の新型かもしれません。僕たちが先に制空権取りますので、後から攻撃隊を…直掩は…」
「もう良いわかったから!」
司令官のおどおどした報告にしびれを切らした瑞鶴が話を遮る。
「制空隊なんだからさっさと飛びなさい!」
怒鳴りつけられた司令官が赤城の元へ戻って行く。次の矢を番えていた赤城は司令官とは逆にしゃんと胸を張って海を走っていた。帝国海軍艦らしい、しかし半分深海棲艦化している彼女の過去を島風は知らない。
「行ってらっしゃい提督。」
「行ってまいります赤城さん。」
放たれた矢はまた4機の零式艦上戦闘機になり、その4機は大きく艦隊の周りを回った後、東へ向かった。
「あんな提督が飛行機に乗るとなんでこんなにかっこいいデスカ...」
4機のうち、たった一機だけが残した飛行機雲を眺めながら最後尾の金剛が呟く。
「しかしまた俺達は戦闘なしかよ。」
「仕方ないよそれがうちのやり方だもん。ほらボサッとしない、直掩機上げて!観測員しっかり見張って!天龍!」
「えっ、俺?」
「っと…アレ?なんで呼んだんだっけ…?まぁいいや油断しないで!」
「う、うーす。」
「大淀!指揮は任せたわ。」
「任しとけ!」
提督さんは実はエースでした。
妖精?まだまだ人間が戦いますよ。
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