フェザー級2位の大沢宏晋(ロマンサジャパン)は、無敗の王者オスカル・バルデス(メキシコ)に7回TKOで敗れ、王座奪取はならなかった。

 31歳で世界初挑戦の大沢は序盤から動きが硬かった。4回にダウンを喫すると、7回に連打を浴びてレフェリーが試合を止めた。戦績は38戦30勝(19KO)4敗4分け。

 世界主要4団体の元6階級王者で、復帰戦となった37歳のマニー・パッキャオ(フィリピン)は、ウエルター級王者のジェシー・バルガス(米国)に3-0で判定勝ちし、昨年5月以来の世界王座返り咲きを果たした。

 スーパーバンタム級王者で世界的強豪のノニト・ドネア(フィリピン)は、ジェシー・マグダレノ(米国)に0-3で判定負けした。