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【プロ野球】

ソフトBの純平がプロ2年目の誓い「新人王になる」

2016年11月6日 紙面から

重りを巻き上げるトレーニングに励む高橋=生目の杜運動公園で(三笘真理子撮影)

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 ソフトバンクの高橋純平投手(19)が、2年目となる来季の目標として新人王を掲げた。12球団のドラフト1位で唯一1軍デビューを逃した右腕は、来季こそ開花のシーズンにするつもりだ。

 5日はキャンプ地の宮崎市内で初の契約更改交渉に臨み、現状維持の1500万円でサインした。テレビカメラもない記者4人だけの囲み取材。県岐阜商から中日、日本ハムとの競合の末に入団した1年前とはまったく異なる景色だが、高橋の未来予想図は晴れやかだった。

 「今年も(新人王は)大きい目標としては表に出していない中で持っていた。来年は新人王を取れたら、充実した1年になる。意地でもステップアップしないといけない」

 球団方針もあって高卒1年目は育成に主眼が置かれた。さらに最終盤まで優勝を争ったチーム事情もあり、1軍登板を果たせなかった。それでも「実力不足を痛感している」。悔しさは募った。

 今秋のドラフトでは注目の田中正義(創価大)が1位指名された。同じ右の先発タイプ。「年上なので教えてもらうことが多い。いい関係の上で切磋琢磨(せっさたくま)できたら」という。最後はハナ差で高橋が新人王−。そうなればチームにとって最高だ。

※金額は推定

 

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