トップ > 中日スポーツ > グランパス

ここから本文

【グランパス】

スマホでグランパス情報「Grampus Watcher」

 名古屋グランパスの来季のGMに、横浜Mでチーム統括本部長を務めていた下條佳明さん(62)が就任することが5日、確実となった。すでに来季のチーム編成に乗り出しており、近日中に発表される。下條さんは横浜Mの前身である日産自動車サッカー部OBで、85年の現役引退後はほぼ横浜M一筋で指導やフロント経験を積んだ。10年からチーム統括本部長に就任し、今年3月まで編成トップを務めていた。 この人事はトヨタ自動車上層部が水面下で主導してきた。トヨタ関係者によると、グランパス会長を兼ねる豊田章男社長が元日本代表監督の岡田武史日本サッカー協会副会長と懇意の仲だったことから、新GMの推薦を依頼。下條さんは岡田副会長と早大時代の先輩後輩の間柄で、横浜MではGMと監督として共闘していることから、紹介を受けたという。同じ自動車業界のトヨタが日産を頼るという形になったが、豊田会長の言う「抜本的なやり直し」のため、なりふり構わぬ人事となった。 名古屋グランパスが15年4月から採ってきた代表取締役4人体制をあらため、社長1人が代表権を持つ従来の体制に戻すことが5日、決定した。代表権を持つ久米社長と中林専務はJ2降格の責任を取って辞任し、即退陣が決定。トヨタ自動車社長でもある豊田会長はクラブ会長職には留任するが、代表取締役を辞任する。社長職は非常勤だった佐々木副会長が暫定的に務め、来年4月の株主総会で新社長にバトンタッチしたうえで、退陣する。新社長の人選はトヨタ自動車の役員から進められる見込み。(11月6日)

 

PR情報


閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ