蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【ドラゴンズ】中日・平田良介外野手(28)が5日、ナゴヤ球場で会見し、フリーエージェント(FA)宣言をせずに残留することを表明した。心の中にあったのは11年在籍したチームへの愛着だった。今季キャプテンとしてチームを引っ張った背番号6は、チーム再建と球界トッププレーヤーになることを約束。「名古屋の街を盛り上げたい」と意気込みを語った。 竜党にとってもフロントにとっても待ちわびていた2つ目の知らせが届いた。大島に続き、平田も中日残留を決断した。「いろいろと世間をにぎわせましたが、FAせずに残留することを決めました。よろしくお願いします」。ビシッとスーツ姿で会見に臨んだ平田はすがすがしい表情で第一声を発した。 今季FA権を手に入れ、その去就には注目が集まった。宣言か否か「フィフティ、フィフティ」と直前まで語っていたが、常に胸の内にあったのはドラゴンズ。「残留を第一に考えてきた」。西山球団代表とは計4回、10時間以上の話し合いの場を持った。 「チームを強くするにはどうするべきかという話や、自分がチームでどういう立場でやっていかないといけないかという話など、顔をつきあわせてたくさん話すことができた。球団にはプロに入ってからずっとお世話になっている。名古屋も住み慣れた街で愛着もあった。みんなと一緒にやりたいという気持ちになった」 話し合いを重ねる中で、心は固まっていった。2日の交渉で残留に大幅に傾き、4日の交渉後に決断した。前夜、家族で外食に行き、決断を告げると、妻・由佳さんからも「りょうちゃんが決めた道なら良かったね」と祝福されたという。 条件面でも納得している。球団の提示は複数年で、年俸は1億円を超えている。これから改めて契約更改をする予定となっているが、平田は「多いとも少ないとも思わなかった。適正に評価してもらった」と納得の表情を浮かべた。(11月6日) PR情報
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