国政介入:崔順実氏の「替え玉疑惑」がネットで拡散

「デマが流れるのは国民の不信感の表れ」と書き込むネットユーザーも

 朴槿恵(パク・クンヘ)政権の「陰の実力者」と呼ばれ、国政介入などの疑惑が持たれている崔順実(チェ・スンシル)容疑者に関する「替え玉疑惑」がインターネットのコミュニティーサイトなどで急速に拡散している。

 今月1日から、ツイッターなど各種ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)では「検察の事情聴取を受けて出てきた崔順実氏は本人ではなく替え玉」という内容のデマが急速に広まった。

 崔氏が初めて検察に出頭したときと、事情聴取を終えて拘置所に向かうときの顔があまりに違うことからデマが広まったとみられる。

 ネットユーザーは「(替え玉の人物は、崔氏のように)髪が脱毛しているように見せるために、髪を少しずつ結んでヘアピンでとめている」「鼻筋や目の二重が全く異なる」などと具体的に疑惑を指摘した。

 しかし、写真の顔の角度や撮影した向きなどが異なる上、顔のほとんどを隠しているため、SNSでは「本人か別人かを確認することはできない」との反応も多い。ただ、デマを否定しているネットユーザーたちも「崔順実の替え玉疑惑などデマが広まっているのは、国民の不信感の表れだ」と指摘している。

デジタル・イシュー・チーム
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