Vol.2 “主演2人、堂々クランクイン!!”
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ポスター撮影から約1週間後、『魔王』の主演を務めるお二人がクランクインしました。記念すべき1シーン目は、大野くん演じる成瀬領が裁判所で法廷に座っているシーンから。
弁護士バッジを付けたスーツを身にまとい、黒い大きな革の鞄を抱えて登場した大野くんは、助監督から「主演の大野智さんです!」と紹介されると、「今日からよろしくお願いします!!」と大きな声で挨拶をし、気持ちのいいスタートとなりました。
早速、法廷へと入るわけですが、「この前はあっち側に座ってたけど、今日はこっちかぁ…。やばいなぁ」とボソッとつぶやいているのが聞こえてきました。
実は大野君、撮影が始まる前に本物の裁判所へ勉強のために行ったようで、傍聴席に座って弁護士さんの仕事ぶりを見学してきたのだとか。
だから“あっち側”なのです。今日は弁護士として“こっち側”、つまり法廷内に入るので、役柄とはいえ緊張が走ったようです。
いざ収録が始まると、机の上に置いてある資料をじっくり読んでみたり、プロデューサーや事務長・堂島役の松澤一之さんと会話をしたり、楽しみながら収録をしているように見えました。
でも、時折加藤監督から飛んでくる指示を「はい、分かりました」と静かに頷く姿は真剣そのもので、このドラマに懸ける意気込みが伝わってきました。
この日の夕方、このドラマのもう一人の主演・芹沢直人役の生田斗真くんもクランクイン!2人が揃ったところで、待ってましたとばかりに編成担当の三島さんより“魔王”という名の入手困難な芋焼酎が2人にプレゼントされました。
このサプライズには2人ともびっくり!!と同時に、と〜〜っても嬉しそうで「ありがとうございますッ!!!早速飲ませて頂きます」と満面の笑みで受け取っていました。
この後始まった撮影では、昼間にクランクインをした咲田しおり役の小林涼子ちゃんに、刑事としての熱い思いをぶつけるというシーンを撮影。
数日前に行われた顔合わせの席で「この夏は加藤監督に魂を捧げるつもりです!」と言っていた生田くんは、宣言通り、初日から熱い演技を繰り広げてくれました。
大声を張り上げ、全身で思いをぶつける姿を見た加藤監督は「いいねぇ。熱いねぇ。」と大満足のご様子。加藤監督が思い描いている芹沢直人がそこにはいたようです。
冷徹非情な復讐鬼と熱血刑事の戦いはまさに始まったばかり。2人共、100%の力を出して新しい役に挑戦していますので、7月4日(金)よる10時はお見逃しなく!