【11月5日 AFP】昨年11月に起きた仏パリ(Paris)連続襲撃事件で、90人が死亡した現場となったコンサートホール「バタクラン(Bataclan)」が、事件から1年を翌日に控えた12日、英人気ロック歌手スティング(Sting)さんの公演により再開することになった。

 スティングさんは4日、公式ウェブサイトに掲載した声明で、同会場での公演を決めた理由として、「1年前に命を落とした人々を思い、敬意を払うため、そして、この歴史的な劇場が体現する命と音楽を祝うため」と説明している。

 バタクランはこれまで公演の再開を目指してきたものの、感情的な重圧を懸念した大物アーティストらの招致に苦心していたと伝えられている。

 スティングさんの声明によると、公演の収益は全て、事件の被害者を支援する2つの慈善団体に寄付される。

 パリ市当局によれば、事件から1年となる13日には、バタクラン前で記念銘板の公開式典が行われ、事件の生存者らが出席する予定。同国のニュース専門放送局BFMTVは、式典には事件当夜にバタクランで公演を行っていた米ロックバンド「イーグルス・オブ・デス・メタル(Eagles of Death Metal)」も出席すると伝えている。(c)AFP