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【プロ野球】

巨人、石川&吉川光 入団会見 由伸監督MVP級の活躍期待

2016年11月5日 紙面から

日本ハムからトレードで移籍し、巨人・高橋監督(中)とポーズをとる石川(左)と吉川光=東京都内の球団事務所で

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 VIP会見で歓待だ。巨人は4日、日本ハムからトレードで移籍した吉川光夫投手(28)と石川慎吾外野手(23)が東京・大手町の球団事務所で入団会見。高橋由伸監督(41)は宮崎秋季キャンプへの移動便を遅らせてまで同席し、MVP級の働きを期待した。

 吉川光に対する指揮官の言葉が会見場の熱を高めた。「チームの課題でもある先発ローテの1人として、1年間投げてほしい。MVPも取っている。それぐらいの活躍を期待しています」。トレードの獲得とはいえ、期待値はFA補強レベルだ。

 12年に日本ハムのリーグ制覇の原動力となり、MVPに選出。昨季は11勝、今季も7勝をマークしている。チーム内の直近2年間の勝利数では、エース・菅野の19勝に次ぐ数字。吉川光の加入によって、マイコラスと田口を合わせた4本の柱が完成する。

 高いハードルを設定された左腕は、背筋をピンと伸ばした。キャリアハイは12年の14勝5敗、防御率1・71。「来年、その成績を超えたいと思っている。(日本ハムが)日本一になったので、今度はジャイアンツで日本一になれるように勝利に貢献したい」。吉川光がMVP級の数字を残すことができれば、先発ローテの基盤が強化されるのは必至。おのずと3年ぶりのV奪回にも近づく。(井上学)

 

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