来日中のミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問兼外相は4日、東京都内の日本記者クラブで記者会見した。真の民主化の達成に欠かせない憲法改正を、新政権の5年の任期中に実現することに強い意欲を示した。
スーチー氏は任期中の改憲について問われ、「確約はできないが、改憲の実現のために懸命に努力する」と答えた。自治拡大を求めて改憲を訴える少数民族の武装組織や、改憲に事実上の拒否権を持つ軍も加わる和平会議の場で、新憲法に関する合意を達成したい意向を改めて示した。
軍事政権下の2008年にできた現憲法は、国会議席の4分の1を軍に割り当てるなど軍の政治関与を定める。スーチー氏は改憲に踏み込まなかった前政権での変化は「本当の民主化ではない」と断言。「これからが始まりだ」と述べた。
ミャンマー西部ラカイン州では…
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朝日新聞国際報道部