福島市内の市立小学校に勤務する40代の男性教諭が、児童の着替えなどを盗撮していたことが4日、分かった。市教育委員会が明らかにした。学校の聞き取りに「子どもたちの成長を記録したかった」と話している。
市教委によると、男性教諭は高学年のクラスの担任。今年10月、録画モードにしたデジタルカメラを教卓に置いて児童らの着替えを撮影したり、文化祭の練習中に転んだ女子児童の下着を撮影したりした。男性教諭のSDカードからは、盗撮した画像が2枚、動画が6本見つかった。
他のクラスの児童が文化祭の写真を見るため、学校のパソコンの共有フォルダを開け、発見した。男性教諭は誤って共有フォルダに入れていた。市教委は「事実確認をして県と処分を検討する」としている。