［柔道］妻でも野獣、ママでも野獣で東京五輪へ　松本薫が結婚会見、夫は鳥人間！？

　リオデジャネイロ五輪柔道女子５７キロ級銅メダリストで「野獣」の異名を持つ松本薫（２９）＝ベネシード＝が２日、東京都内で一般男性（２９）との結婚報告会見を開き、４年後の東京五輪に向けて「妻になっても変わらず野獣で挑む。（１年間の休養期間内に）子どもが授かったら母になっても野獣で挑みたい」と、２０１２年ロンドン五輪同級金から続く五輪３大会連続のメダル獲得を宣言した。

　リオ五輪代表決定後の４月４日に「俺には薫しかおらん」とプロポーズされ、８年前交際を開始した記念日で大安だった１１月１日に婚姻届を提出した。姓は同じ「松本」だという。１学年上で料理人のお相手を「基本優しくてとても芯が強い。鼻が高くてきれいで鳥に似ている。鳥人間です」と紹介し、約７０人の報道陣を笑わせた。

　「結婚は覚悟。最後まで寄り添い、介護もして支え合う覚悟が必要なので付き合ってから結婚するまで８年間かかった」と松本。結婚後に引退せず、現役を続けることに対しても「アスリートにはいろんなかたちがあっていい。結婚して子どもを産んでからでもできるというのを、また新しくつくっていけたらと思います」と強い覚悟をにじませた。　（千葉亨）