ユーミン「ＳＭＡＰへの手紙」思いを激白　ラジオ公開生放送で

　シンガーソングライター松任谷由実（６２）が３日、東京・新宿伊勢丹でＴＯＫＹＯ　ＦＭ「Ｙｕｍｉｎｇ　ｓｏｎｇと私の出来事」の公開生放送を行い、先月３１日にゲスト出演したフジテレビ系「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」について語った。ユーミンは先日、ツイッターで番組収録の際にＳＭＡＰのメンバー全員の楽屋に手紙を置いてきたことを明かし、ＳＭＡＰファンの感謝の声が殺到した。

　この日の放送では「ショウビズの世界で少し早くから走っている人間じゃないとわからない大変さがある。私じゃないと、その見方ができないと思って書いた」と説明。「歌っている時、それぞれのメンバーの思いが伝わった気がした」とスマスマ収録を振り返った。

　ユーミンが感じた彼らの思いは画面を通して伝わったようで「彼らのファンは動物的に感じ取るのかもね。泣きそうな雰囲気とか、それぞれの心の中に去来したものが見えたのかもしれない」と推測し「ちょっとだけ橋渡しできた」と語った。

　伊勢丹では２日発売のアルバム「宇宙図書館」の記念イベントが行われており、２０人ずつ５分交代で計２００人のファンが生放送を観覧した。

　ユーミンはアルバムについて「自分を追い込んで、臨界点に達し、違うステージに行けた気がした。大事な大事な一枚」と話した。