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【プロ野球】

巨人に「巨人」がやってきた! 台湾の廖任磊、目指すは黒田!

2016年11月4日 紙面から

自動販売機との背比べで長身をアピールをする巨人ドラフト7位指名の廖任磊=羽田空港で(園田佳子撮影)

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 巨人に「巨人」がやってきた。ドラフト7位指名を受けた台湾・開南大の廖任磊(リャオ・レンレイ)投手(23)=201センチ、125キロ=が3日、羽田空港に来日。大きな体は到着口に着いた瞬間から人目を引いた。

 岡山共生高で3年間を過ごしたため日本人枠でプロ入りする廖。緊張した面持ちだが流ちょうな日本語で憧れの選手は「広島の黒田博樹さん」。打者については「1軍にいる選手はみんなすごい」と絞って名前を挙げるのは難しいと明かした。巨人の印象を「日本の名門」とし、阿部からのアドバイスも「紙面で読んだ。ジャイアンツ球場へ向かうのは緊張すると思う」。

 高校時代に食べた日本食では焼き肉が好きだという。「高校生はこだわりはないと思う」。部位や質よりも、大きな体に似合った量が大事と笑った。

 高橋監督との初対面は11月に台湾で行われる巨人OB選抜対台湾OB選抜のチャリティー試合の時となる可能性が高い。廖自身は出場しないが「もしも監督との対決があれば」と質問されるとMAX156キロの右腕は「緩めの真っすぐを打たせる。監督に、それ(全力投球)はさすがに無理でしょ」と苦笑いし報道陣の笑いを誘った。自らの長所を「真っすぐに力がある。体もでかいし角度もある」と力説した廖。「緊張する」との言葉とは裏腹に、度量は体どおり、やはり大きそうだ。 (園田佳子)

 

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