永井、ＦＣ東京から狙われる　主力大量流出の危機

　初のＪ２降格で、クラブは選手の大量流出の危機に陥った。主将の田口は周囲に残留を呼びかけるのか問われると、「僕がそれを口にすることで、（引き留めが）できるかは分からない」と自身の去就も含めて明らかにせず。ただ今後、複数の主力にオファーが舞い込むことは確実だ。

　関係者によると、永井に対してＦＣ東京が近日中に正式オファーを出す。契約は来季夏まで残っているが、ＦＣ東京は約８０００万円と見られる移籍金を満額支払う用意があり、残留か移籍かは永井の意思次第。本人は「今は何も考えられない。オフ明け（１１日以降）に聞いてください」と明言せず。クラブ幹部は「当然、来季も必要な戦力」と慰留に全力を尽くすが、状況は不透明だ。