世耕大臣 ロシアで事業展開の日本企業を視察
日本とロシアの経済協力について、協議を進展させるためモスクワを訪れている世耕ロシア経済分野協力担当大臣は4日、現地で事業を展開している日本企業の取り組みを視察し、協力分野の広がりに期待感を示しました。
来月行われる日ロ首脳会談を前に、ロシアとの経済協力を進めるためモスクワを訪問している世耕ロシア経済分野協力担当大臣は4日、ロシアの極東地域を担当するガルシュカ極東発展相と会談しました。
会談では、極東地域がアジア向けの輸出拠点となるよう、港や空港などインフラ整備の検討を共同で行っていくことで一致しました。
その後、世耕大臣は、ロシアに進出している日本の不動産開発会社がてがけているマンションのモデルルームや、ロシアに6店舗を展開する日本のうどんチェーンの店舗を視察しました。
このうち、マンションのモデルルームはロシアではあまり普及しておらず、日本式の販売方法は人気があるということで、世耕大臣は、サービス業など日ロの経済協力の分野が広がっていくことに期待感を示しました。
外務省の統計によりますと、ロシアに進出している日本企業の数は452社で、この10年で1.5倍に増えているものの、企業の間からは、法制度が複雑で進出の障害になっているといった指摘も出ています。
来月の首脳会談に向けて経済分野でも関係強化の機運が高まっている日本とロシアですが、日本企業の進出を加速するには、これまで以上に政府と企業の連携が重要なカギとなりそうです。
会談では、極東地域がアジア向けの輸出拠点となるよう、港や空港などインフラ整備の検討を共同で行っていくことで一致しました。
その後、世耕大臣は、ロシアに進出している日本の不動産開発会社がてがけているマンションのモデルルームや、ロシアに6店舗を展開する日本のうどんチェーンの店舗を視察しました。
このうち、マンションのモデルルームはロシアではあまり普及しておらず、日本式の販売方法は人気があるということで、世耕大臣は、サービス業など日ロの経済協力の分野が広がっていくことに期待感を示しました。
外務省の統計によりますと、ロシアに進出している日本企業の数は452社で、この10年で1.5倍に増えているものの、企業の間からは、法制度が複雑で進出の障害になっているといった指摘も出ています。
来月の首脳会談に向けて経済分野でも関係強化の機運が高まっている日本とロシアですが、日本企業の進出を加速するには、これまで以上に政府と企業の連携が重要なカギとなりそうです。