仏同時テロ事件から1年を前に 現場のホール再開へ
去年11月、フランスのパリで130人が死亡した同時テロ事件から1年になるのを前に、事件現場となったパリ中心部のコンサートホールが再開されることになり、イギリスの人気ミュージシャンのスティングさんが犠牲者を追悼するコンサートを開くことになりました。
再開されるのは、去年11月にパリで起きた同時テロ事件で、ロックグループのコンサート中に複数の男が銃を乱射し90人が犠牲となったパリ中心部のコンサートホール「バタクラン」です。
コンサートホールはその後閉鎖され、修復工事が続けられてきましたが、ホールを運営する会社は地元のメディアに対し、事件から1年となる今月13日を前に、12日に再開することを明らかにしました。
12日のコンサートは、イギリスの人気ミュージシャンのスティングさんが行うということで、スティングさんはみずからのホームページで、「テロで命を奪われた人たちを決して忘れてはならない」というコメントを発表し、コンサートの収益をテロの犠牲者の遺族や被害者を支援する2つの団体に寄付するとしています。
事件のあと、ホールの前は、多くの市民が訪れ花を供えたり祈りをささげたりして犠牲者を追悼する象徴的な場所となってきただけに、再開当日も大勢の人々が集まるものと見られます。
コンサートホールはその後閉鎖され、修復工事が続けられてきましたが、ホールを運営する会社は地元のメディアに対し、事件から1年となる今月13日を前に、12日に再開することを明らかにしました。
12日のコンサートは、イギリスの人気ミュージシャンのスティングさんが行うということで、スティングさんはみずからのホームページで、「テロで命を奪われた人たちを決して忘れてはならない」というコメントを発表し、コンサートの収益をテロの犠牲者の遺族や被害者を支援する2つの団体に寄付するとしています。
事件のあと、ホールの前は、多くの市民が訪れ花を供えたり祈りをささげたりして犠牲者を追悼する象徴的な場所となってきただけに、再開当日も大勢の人々が集まるものと見られます。