ピコ太郎【拡大】

　謎の中年歌手、ピコ太郎（５３）が４日、テレビ朝日系「ミュージックステーション」（後８・００）に生出演し、デビュー曲「ペンパイナッポーアッポーペン（ＰＰＡＰ）」のロングバージョンをテレビ初披露した。

　ピコ太郎は「ジャンスティン（ビーバー）がツイートしくれて、『ジャスティンインパクト』と呼んでいるんですけど、ツイッターがガシガシと、ＢＢＣがメールくれたりとか、チェロってかいてあると思ったらなんかのＣＥＯなんですかね、そういうのが直で来るので驚き桃の木２０世紀でございます」と反響を喜んだ。

　今後については「パイナップル、アップルといって次は違うフルーツ系か、ベジタブル系か、いけるならグラミー（賞）行きたいな。グラマーでもいいんですけど、どちらでも」と喋り倒すと、司会のタモリ（７１）から「だんだん滑り始めたからやめたほうがいいよ」とツッコまれた。

　かつて「タモリのボキャブラ天国」にお笑いコンビ・底ぬけＡＩＲ－ＬＩＮＥとして出演していた古坂大魔王（４３）がピコ太郎の“プロデュース”をしていることもあり、ピコ太郎が「（古坂が）ボキャブラ天国でお世話になって、こんな形ですいませんと言ってました」と明かすと、タモリは「（付き合いは）１５年くらいなるんだよね。昔からうるさかったよね」と振り返り、ピコ太郎も「（古坂は）タモリさんに普通に嫌いっていわれてました」と明かし、笑いを誘った。

　４５秒から２分１０秒となったＰＰＡＰのロングバージョンを披露すると、観客も合わせて大合唱。最後は、観客席に突入し、曲が終わると「タモリ、タモリ」とコールし盛り上げた。