邦画の歴代興収4位に浮上した「君の名は。」(C)2016「君の名は。」製作委員会

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 大ヒット中のアニメ映画「君の名は。」(新海誠監督・脚本)の興行収入が3日までに176億円を突破。邦画の歴代興収ランキング4位に浮上したことが4日、わかった。

 これまで4位だった「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(2003年)の173億5000万円を抜き、残すは、すべて宮崎駿監督作品の歴代1位「千と千尋の神隠し」(01年)の308億円、2位「ハウルの動く城」(04年)の196億円、3位「もののけ姫」(97年)の193億円のみとなった。

 8月26日に公開された「君の名は。」は国内でわずか39日間で観客動員1000万人を突破。週末映画ランキングで9週連続トップを記録し、11月3日までの70日間で観客動員1354万人を動員。興収100億円突破もわずか28日間で達成し、洋画も含めた日本歴代3位の254億5000万円を記録した「アナと雪の女王」(14年)の37日間を上回るペースだった。

 ◆あらすじ 1000年ぶりの彗星(すいせい)の来訪を1か月後に控えた日本。東京で暮らす高校生・瀧(たき=声・神木隆之介)と山奥の田舎町に住む女子高校生・三葉(みつは=上白石萌音)は、夢の中で入れ替わっていることに気付く。相手の人生を楽しみ、何とか乗り切る2人。瀧は三葉に会いに行こうと決心するが、そこには意外な真実が待ち受けていた。