UVレジン液って何?
レジンとは、英語で「樹脂」のことを指します。紫外線を当てると硬化するものをUVレジンとよび、アクセサリー作りなどで人気の材料です。透明、不透明など種類もいくつかあり、着色することも可能です。最近は100均でも売られ始め、話題を呼んでいました。硬化する特徴を活かしたアクセサリー作りが人気で、型に流し込んで作る作品も定番です。
UVレジンの種類
UVレジンは1種類だけではありません。人気のセリアでも、ソフトタイプとハードタイプの2種類が売っていて、どちらを使えばいいのか迷いますよね。それぞれ特徴があって、用途に合わせた方を選びたいです。これから特徴や使い方を紹介します。
UVレジン以外にも、3種類が有名です。UVレジンは初心者にも扱いやすい、という特徴がありましたが、フィギュアなどを作る場合はポリウレタン樹脂のレジン、高級感を出したい作品にはエポキシ樹脂など特徴に合わせて使い分けましょう。ポリエステル樹脂のレジンもありますが、こちらは扱いが難しく、作品作りには不向きとされています。
■セリアのUVレジン液ソフトタイプ
セリアで販売しているUVレジン液は、ソフトタイプとハードタイプの2種あります。その違いは、硬化した後の硬さの違いにあります。ハードタイプは硬く固まりますが、ソフトタイプは硬化後、手で強く触ると曲がるくらいの硬さになっています。作成するものに合わせて選びましょう。
■セリアのUVレジン液ハードタイプ
ハードタイプはソフトタイプに比べて硬い他に、透明度が高く、さらさらしているという特徴もあります。型に流すにはこちらの方が使いやすいです。硬化時間はソフトタイプに比べて短く、硬化後の感触もツルツルしたものになります。
セリアとダイソー、どっちのレジン液がいいの?
ダイソー、セリアと人気の100均で売っているUVレジン液。どちらのお店のレジンが人気なのでしょうか。量はセリアが4g、それ以外のレジンは5gと、ダイソーの方が多くなっています。セリアの方は臭いが気になる、との声もありますがさらさらしていて使いやすいという意見も多いです。セリアのレジンは固まりやすいが気泡が残った、などの意見もあり、一概にどちらがいいということは断言できません。
レジンアクセサリー作りに必要な材料は?
ここまでレジンのことはわかりましたか?次はレジンアクセサリーを作る時、何が必要なのかを紹介していきます。
■細かな作業にピンセット
まず必要なのはピンセット。細かいものを配置したり、移動させたりする時に使います。直接手で触らないことも大事ですので、必ず使いたいアイテムです。安全のためにも必要なので用意してから作りましょうね。
■着色に便利!つまようじ
UVレジン液を型に流し込んだときに気泡ができることがあり、それをつぶすためにつまようじを使います。染料などの色素を混ぜるときにも使えるので必要不可欠です。きれいな仕上がりを目指すのにマストアイテムですよ。
■効率を求めるならUVライト
UVレジンを太陽光に当てて硬化させるのは時間がかかるし、天気が良くないと難しいですよね。そういうときには、uvライトもしくは紫外線照射器が便利です。効率的に紫外線を当てて硬化させることができ、短時間でキレイに仕上げることができます。ワンランク上の仕上がりを目指すなら揃えておきたいです。
■流し込む型「モールド」
モールド、とはレジンを流し込む型のことです。種類がたくさんあるので、お好みのものを用意しましょう。底がないモールドもあるので、その際はシリコン製のマットを下に敷いて作業するのがおすすめです。硬化後にくっつかずに綺麗にはがせますよ。
色の塗り方は?
まず着色料は、レジンの種類に対応しているものを選ぶのがベターです。NRクリアカラーと透明顔料がおすすめで、UVレジンやお透明エポキシレジンにも使えるので効率的です。
着色の方法は、準備していただいたケースにレジン液を入れます。一気に入れるのではなく徐々に入れていくのがポイントです。一気に入れると硬化してしまう可能性があるので注意です。そのあと、つまようじでよくかき混ぜます。かき混ぜるときのポイントは、どちらか一方通行に回すことです。気泡が入りづらくなりますよ。ムラなくかき混ぜたらUVライトで紫外線をあて硬化させ完成です。
ツヤツヤにする!レジンの研磨方法
レジンの魅力であるツヤツヤ感を引き出すには、次に紹介する材料を揃えるとOKです。
・耐水性ペーパー
・コンパウント
・眼鏡拭き
るクラフト用ヤスリでレジンクラフトのデコボコを取った後、耐水性ペーパーで軽く磨いていきます。クラフト用のヤスリは、100円ショップでも売っています。レジンもペーパーも濡らした状態で耐水性ペーパーを使う、ということを注意してください。耐水性ペーパーは数字の低いものから高いものに切り替えて使っていきましょう。最後はコンパウンドで仕上げ。チューブタイプや缶入りのタイプのがあります。ホームセンターや、車用品店でも売られています。タイプは複数ありますが、ここでは極細を使用します。レジンにコンパウンドをたっぷりとつけ、布で磨いていきます。最後に眼鏡拭きできれいに拭き取れば、完成です。
100均uvレジンには注意したい点も…
100均で売っているUVレジン液は本当に大丈夫なの?Twitterで発見した、ちょっと気になるポイントをチェックしておきましょう。
■硬化後の表面のベタつき
硬化後なのに、あれ、固まってないのかな…?と思ってしまうようなベトベトが残っている、という声もありました。
そんな時は、アルコールで拭き取るとベトベトもスッキリとれるようです。除菌シートなどアルコール入りのシートで拭き取れば大丈夫ですので、作業の際は持っておくと便利ですよ。
■意外と知られていない?レジンアレルギー
こちらは100均特有の問題ではありませんが、レジンアレルギーという症状には注意してください。
素手でレジン液に触ったり、長時間の作業をしていると、手がボロボロになったり痒くなったりという症状が出る場合があります。手袋をする、換気をしっかりするなどの対策が必要です。
■匂いがきついという人も
独特の臭いがきついと感じる人もいるようで、気分が悪くなることも。換気をしっかりする、マスクをするなどあらかじめ対策をとっておきましょう。
■硬化後の発色変化に弱い?
黄変してしまうという投稿もあるようで、硬化後の色の変化に弱いようです。黄変対策にはいくつかありますが、UVカットの光沢材を使用するのが一番楽で効果的、との報告もありました。きれいな作品を作りたい、という場合はこちらもあわせて検討されてみては?
気泡が入らないようにするには?
パーツなどを入れ込むときに、レジン液をまわりに塗ってから入れる、ということをしっかりやれば、気泡が入る心配を大幅に減らすことができますよ。後から入れるレジン液との馴染みがよくなり、複雑な形のパーツでも、気泡ができにくくなります。
エンボスヒーターという道具を使って気泡を減らす方法もあります。エンボスヒーターは気泡を浮かび上がらせてくれるので、気泡を一気にとるには楽な道具です。プラスチックなど溶けやすいものが入っている場合は注意が必要です。
それでは実際の作品を紹介します
さて、それでは実際の作品例を見ていきましょう!簡単に作れるものから、ちょっとコツが必要なものまでたくさんあります。素敵な作品を見つけたらぜひチャレンジしてみてくださいね。
■べっ甲模様がステキなレジンの指輪
最初にご紹介するのは、べっ甲模様が素敵な指輪です。レジンの型枠を使っています。レジンの中には星のパーツも模様として使われていてかわいいですね。ファッションとして取り入れられそうなセンスの指輪、作ってみたいですね。
■こちらも素敵なレジン指輪
こちらの指輪は、リングの部分はシルバーですが、飾りの部分をレジンで作っています。レジンの中に花を入れているのがとても素敵です。花を入れてこんなにきれいな仕上がりはを実現させるのは上級者向けですが、慣れてきたらチャレンジしてみたい作品です。
■ドライフラワーを使ったレジンアクセサリー
レジンに封入するチャームの代わりにドライフラワーを入れて作ったスタンダードな作品。特にドライフラワーということの難しさはないので、最初に取り組むのにはちょうどいい作品です。ポイントは、ドライフラワーの選び方や配置を工夫すること。本格的なアクセサリーにもなりますよ。
■レジンとドライフラワーのおしゃれな置物
レジンとドライフラワーを使ったおしゃれなインテリアも作れるのです。ワイングラスなどの透明な容器に、ドライフラワーをレジンで封入したインテリアです。レジン液を一気に入れると花が浮き上がってしまう可能性があるので、ゆっくり入れることがコツです。ほこりが入らないことにも注意しましょう。
■流行りの宇宙柄レジン
宇宙柄という、まるで宇宙の星々を散りばめたような柄が流行っているのを知っていましたか?レジンでこんなにきれいな柄を出すことができるんです。土台のミール皿の上層に濃紺のマニキュアを塗り、そこから下に下がるにつれて色を薄くしながらラメを混ぜていきましょう。乾いてからトップコートを塗っていき、ラメを乗せていきます。次にレジン液を少しずつ乗せ、ようじで端まで伸ばします。最後にこのまま紫外線で固めて完成です。
■海塗りも要チェック
宇宙柄と同じように有名なのは、海塗り。淡い青の顔料パウダーをグラデーションを出しつつ使用します。最後にレジンで固めると、まるで南国の海のような柄がきれいなアクセサリーの出来上がりです。土台に貝殻を使えば、一層海らしさが溢れますね。アクセサリーはもちろん、海塗りはインテリアにも使えますよ。
■好きな柄に!レジンのブローチ
ディズニーの模様を表現したアクセサリー。レジンで作ったブローチは、透き通るようなデザインでとってもきれいなのが素敵です。慣れてきたら、自分の好きな柄にチェレンジしてみてください。
■インテリアに瓶入りレジン
インテリアアイテム「瓶入りレジン」も手軽に作れると人気の作品です。透明な瓶に好きなものを入れ、レジンを流し込んで蓋、あとは放置するだけです。レジンの光沢が、まるで小さな宇宙のように瓶の中で輝いています。
■オリジナルブレスレット
レジンをランダムな形で硬化させるのがポイントなこちらの作品。サイドには金具を取り付けています。あえて作り込まず、いびつな形のままにすることで、どこかこなれた印象のスタイリッシュなアクセサリーに。レジンをもっと長く繋いでいけば、ネックレスにもなりますよ。
■ヘアゴムも簡単!
ヘアゴムとしても、ブレスレットとしても使えるアクセサリーです。好きなパーツを台座に並べたら、あとはレジンを流し込んで待つだけ、というお手軽作品です。簡単なのに、出来上がりはまるで売られているもののようで、初心者にもおすすめです。
■プラバンと組み合わせることも
レジンとプラバンのあわせ技でつくったこちらの作品は、ラメ入りのマニキュアを使って着色するとこのような仕上がりに。マニキュアは時間の経過で変色することはあまりないので、美しい色がキープできますよ。
■モチーフと組み合わせる
フレーム型の土台を窓に見立てた素敵な作品。胸元に飾るにはちょうどよさそうな大きさです。宇宙塗りの背景にうさぎさんがいるのがかわいいですね。
■手作り押し花スマホケース
100均で売っているハードタイプのスマホケースに、押し花やラインストーン、デコパーツをレジンで封入したこのスマホケース。レジンはできるだけ薄く伸ばし、一気に硬化させずに何回かに分けて硬化させるのがポイントなんだとか。厚塗りをして一気に硬化させると、反り返って固まってしまうので注意が必要です。
■スクエアピアス
夏によさそう!元気な印象を与えるアクセサリーです。キャンドゥの大きさの異なるスクエア枠を2つ組み合わせて、マスキングテープで底を固定。、それぞれ違う色のホログラムを封入しています。
レジンで素敵な作品を!
ご紹介した作品は、素敵なものばかりでしたね。まずは簡単な作品から真似してみてください。慣れてきたら工夫次第でどんどん本格的な作品にチャレンジしてみては?くれぐれも換気や手袋の準備を忘れずに!