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『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』はカブス優勝以外に何を予言したのか?【キネマ懺悔】

2016年11月4日 14時58分

ライター情報:死亡遊戯

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バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 2

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MLBのシカゴ・カブスが1908年以来、108年ぶりのワールドシリーズ制覇を達成した。なんと前回優勝時の日本は、まだ明治41年で、この年に初めて行われた日米野球では、大隈重信が始球式を行ったという。
100歳越えのお爺ちゃんファンでさえ、生まれて初めて見る奇跡的な世界一を、あの超有名な映画は見事に予言してみせた。もういくつ寝たら90年代突入の1989年12月に日本公開された『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』である。

大ヒットしたシリーズ1作目は、主人公のマーティ・マクフライが科学者のドクとともにタイムマシーンのデロリアンに乗り、1985年から自分の両親が学生をやってる1955年のヒルバレーにタイムトラベル。
そしてこのパート2では、1985年から30年後の未来、自分の息子が事件に巻き込まれるのを阻止するために飛んだ、2015年10月21日が舞台となる。

「カブスがワールドシリーズ優勝だって!?」


その近未来のヒルバレーで、マーティは街頭の巨大スクリーンに流れるスポーツニュースを目撃し「カブスがワールドシリーズ優勝だって!?マイアミを倒して!?」と驚愕。あのヤギの呪いもついに解けた。開幕まで時間を戻せたらカブスにドーンと大金を賭けていたのに……というわけでアンティークショップに走り、「スポーツ年鑑1950年-2000年」を買うマーティ。あらゆるスポーツのビッグゲームの結果が載った本があれば、億万長者になれるはず。

ライター情報: 死亡遊戯

79年生まれ。デザイナー兼ライター。プロ野球、プロレス、サッカー、映画、おネエちゃん、昭和に平成。なんでも書くストロングスタイルを標榜。現役巨人ファン。

URL:Twitter:@shibouyuugi

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