内定者座談会

N 取材記者 文化構想学部 M 写真記者 造形学部 Y サンケイスポーツ 取材記者 総合社会学部 T 営業・事業 文学部 I 校閲記者 外国語学部 K 取材記者 法学部 K 制作システム システム情報 工学研究科
  • N 取材記者 文化構想学部
  • M 写真記者 造形学部
  • Y サンケイスポーツ 取材記者 総合社会学部
  • T 営業・事業 文学部
  • I 校閲記者 外国語学部
  • K 取材記者 法学部
  • K 制作システム システム情報 工学研究科
  • テーマ1:「産経新聞を志望した理由は?」
  • テーマ2:「産経新聞社の面接の雰囲気は?面白いエピソードは?」
  • テーマ3:「産経新聞社の面接を受けるにあたって準備をしたことは?」
  • テーマ4:「産経新聞の初印象は?内定してからどう変わったか?」
  • テーマ5:「就職活動を経て、自分が得たものは?」

テーマ1:「産経新聞を志望した理由は?」

K

私は最初、何かしら社会貢献がしたいくらいにしか思っていなかったんですが、今思うと、法律を学ぶ中で自分は法曹としてよりも記者として社会に関わっていたいという気持ちがありました。それはやっぱり記者の「能動性」や「ダイナミックさ」、つまり自分から社会を動かしていけるっていう部分に憧れていたのだと思います。

N

僕は社会を動かすというよりも市井の声を伝えたいっていうのが大きかったです。実家がクリーニング屋で、手伝いをしながらいろんなお客さんの「世間話」を聞いてきて、こんな声も伝えたいと思いました。僕の中では新聞がそれをやるのに一番適した媒体だと考えて記者を志望しました。

Y

『何かを伝えたい』という気持ちが僕にも強くあります。スポーツ記者になりたかった理由は、スポーツの面白さ、それを知らない人に伝えたい。と思ったからです。サンケイスポーツに行きたかったのは、実家で購読していたのも大きいですね。

M

ペン記者の人は何か伝えたいとか何かを動かしたいとかあるんですね。私はシンプルに『新聞をかっこよくしたい』という理由です。個人的に、今の新聞はあまりカッコよくないなって思っています。写真の力で紙面をかっこよくしたいです。

T

私が営業・事業職を選んだのは根本的に『この世に無くてはならないものではない、だけどあったら人の心が豊かになるもの』に携わりたいと思ったからです。産経新聞社が関わっている展覧会などに行ってみて、こういう関わり方も面白いなって。私も実家が産経新聞を購読していたから元々身近でした。

K

僕がこの会社、というか職種、を志望した一番の理由は『最前線で戦っている人を支えたい』というのと『人と接点をもって仕事ができる』というところです。システム関係だと、いろんな会社がありました。その中でも、ただシステムと向き合うのではなくて、会社の人とも向き合って仕事がしたい、それが産経新聞ではできると思って志望しました。

I

僕が校閲職を志望したのは、本当に『何かを正したい欲』が強かったから。友達のメールで誤字脱字があったら、それすら直したくなってしまうんですよ。あとは活字が大好きで、出版業界というのも選択肢だったんですけど、新聞の方が幅広いジャンルの活字に出会えるかなと思いました。

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テーマ2:「産経新聞社の面接の雰囲気は?面白いエピソードは?」

T

基本的に和やかでしたね。でもその中でもきっちりいろんなことを見られている感じはありました。

N

新聞記者はかなり厳しい面接だと思いました。やっぱり仕事ではシビアな一面もあるだろうから、それに耐えられるのかをみられているのかなって思いました。

Y

やっぱり職種によって、面接の段階によっても違ったりすると思う。印象に残っているのは、僕は競馬記者になりたいって言っていたので、結構な頻度で『今週のレースはどのウマが勝つと思う?』って聞かれてました。

M

私も、おそらく写真記者だからだけど、全ての面接で『体力あるの?』って聞かれましたね。その度に『ワンダーフォーゲルをやっていたので自信あります』と答えていました。

K

私は3次面接で『逆質問』ならぬ『逆記者会見』をやることになりました。何がなんだかわからないまま、「私の受かる可能性は何%でしょうか?」と聞いたら笑いながら『それはこれから検討します』って。当然すぎて何も言い返せませんでしたね。

N

僕は特技に『Y字バランス』ってかいたら『やってみて』と言われて、なぜか面接会場で披露するはめになりましたね。特技欄は気をつけた方がいい。

K

僕は最初の面接で『システムについて何か知っていることありますか?』という、すごくおおざっぱな質問をされたのが一番記憶に残っています。自分の知識を総動員してなんとか乗り切りました。

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テーマ3:「産経新聞社の面接を受けるにあたって準備をしたことは?」

M

私は写真集を作っていきました。別に作ってきなさいと言われた訳ではなかったんですけど、あった方がアピールもしやすいかなって思って。実際に面接ではそれを見せながら話しました。面接官の方にも自分のことを分かりやすく説明できたと思います。

Y

僕は特別なことはあんまりしていませんでしたね。マスコミ志望者用の本を1冊流して読んだくらいです。でも普段通りサンスポは読んでいました。

I

やっぱり、新聞は読むようにしていました。とくに1面をしっかり読んでいましたね。一番大切なことが書いてあるのが1面なので、そこをしっかり読み込むようにしていこうって思っていました。

N

僕は『from editor』っていう編集長のコラムを、元々好きだったのもあって、読み込んでいきましたね。そうしたら読んだ内容に関係することを面接で聞かれました。

K

精神的なことになりますが、やっぱり勇気をもっていくことを意識しました。それまでに受けた面接が全然、上手く行かなくて、先生に相談したら、そうアドバイスをくれたので。今思い返すと面接では、強気でいくぐらいで丁度よかったのかもしれません。

T

私も精神的なことになるんですけど、面接だったら面接官、グループディスカッションだったらそのグループの人たちと折角だから楽しい時間を過ごしたいと思って挑んでいました。選考というのは、私自身にとっても一緒に働く人を見つける場なので、そういう楽しさや笑いの方向が同じ人の集まる会社を見極められるのではないかという思いもありました。

K

私は普段、本当にだらしない格好をしているので、面接の時にしっかり身だしなみを整えて戦闘モードになってから臨みました。切り替えですね、切り替え。

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テーマ4:「産経新聞の初印象は?内定してからどう変わったか?」

T

やはり新聞社なので、いつも政治や経済など難しい話をしている人ばかりと思ってしまっていました。でも実際はそうではなくて、いろいろな方面の知識が豊富な人が多いという印象を受けています。堅すぎず、軽すぎず、洒脱な人が多くてかっこいいです。

I

最初はとくに印象はありませんでした。しかし知れば知るほど、メディアとしての産経新聞を愛している人がたくさんいる新聞で、会社としても、とても魅力的に思います。それと、とにかく人が面白いです。それだけで大好きになりました。必ずしも職種に限定されず、入ってからいろいろやらせてもらえそうなところも素敵ですね。

K

私は、恥ずかしながら就職活動を始めたばかりの頃は、全国紙のひとつという認識しかありませんでした。今は、想像以上に自由な雰囲気の会社なのでびっくりしています。やりたい事はどんどんやってください、と会社の皆さんが口を揃えて仰ってくれるのが凄く嬉しいですね。

N

会社説明会で、人が少ないから一人ひとりの仕事の負担が大きいと何度も聞かされていたので、とにかく忙しい会社なのだろうという印象を抱いていました。実際に社員の人たちと話してみると、仕事に対して熱い情熱を持っていて、忙しいけれど、やりがいを持って仕事に打ちこめる環境があるのだと感じましたね。

M

私も、会社説明会で話していた人事の方の印象がとても強かったです。はきはきと話し、強い目力のある方でした。それがそのまま産経新聞というか、新聞社の初印象でした。内定してからも、あまりその印象は変わっていません。

K

初印象というか、僕も説明会でのことなのですけど、『水準を満たした人しか採用しない』と言われて、その水準を超えたと認められたら嬉しいと思い、試験を受けました。今は、その水準を乗り越えた同期たちを見ていて、こういうところが評価されたのだろうとか分かってきて面白いですね。

Y

僕は産経新聞社に関して、紙面からですけど、上下関係はありながらも変に堅苦しくなく、記者がそれぞれの裁量で活躍しているなという印象を受けていました。実際、内定してから社員の方々と話す機会がありましたが、温かく僕たちを迎えてくださって嬉しかったですね。

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テーマ5:「就職活動を経て、自分が得たものは?」

N

就活は、まだ客観視できないくらい近すぎて、わからないですね。もう少し経ってから、あの時ああだったなと実感できるんじゃないかと思います。

K

面接は、自分の足りないところを補い、強いと思うところを強調できる人間を演じる場所だと思って臨みました。私の場合、自信を持って話す能力に欠けていたと思い、いずれその演技が演技ではなくなったらいいなと思いながら、強気で話す演技をしていました。

T

打たれ強さ、ですね。こんな短期間に、こんなたくさんの人に告白してふられる経験ってないと思うので。しかも、理由を教えてくれない。でも、試験や記録のような数字以外での評価を受ける、貴重な経験だったと思います。自分の変わるべき部分や変えたくない部分を見つけ出して、自分の成長に繋げる強さが得られました。

Y

受けた会社数は少なかったですけど、その中からでも、考えたことのなかった職種の話を聞いて、自分の世界が広がったと思います。元々、僕は就活を始めるときに楽しんでやろうと思っていました。それは職種を問わず、様々な企業の話を聞けることなんてこれから先ないと思うからです。

I

自分が本当は何をやりたいかを、じっくり考えることの重要性に気づけたことです。親や友人に流されて、ではなく(もちろんそういう人たちからきっかけを与えられるのは素晴らしいけど)自分に向いていることやできることは何か、をじっくりと見つめることができました。

M

会社で働く、というイメージですかね。今まで学校の中の世界しか知らなかった私にとって、会社勤めの人と初めて近くなれる機会でしたから。

K

私は『働くことに対する覚悟』でしょうか。就職活動を初めてすぐは、とにかく社会への切符が欲しいという一心でしたが、既に働いている友人の話を聞いたり仕事について調べたりしていくうちに気持ちが徐々に変化していったように思います。

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