前田朱莉亜
2016年11月4日22時27分
横浜市港南区の市道で集団登校中の小学生の列に軽トラックが突っ込んだ事故から4日で1週間になる。通学路として安全確保は十分だったのか。
横浜市立桜岡小学校1年の田代優(まさる)君(6)が亡くなり、児童4人がけがをした市道で4日朝、手を合わせた男性(49)は、「通学の時間帯だけでも車の通行を規制するなど、子どもの安全を優先すべきなのでは」と話した。保護者の中には「行政の怠慢に対して、激しく抗議する」として、ガードレールの設置や速度制限を求めて署名活動を始めようとする動きもある。
この市道は一方通行で、幅5・2メートル。このうち車道の幅は3・5メートルだ。乗降者の多い京急上大岡駅に近く、朝の時間帯は歩行者と車で混雑する。だが、制限速度は設けられておらず、車は法定速度の時速60キロまでスピードを出すことができる。
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朝日新聞社会部