2016-11-04

発達障害に対する勘違いを何とかしたい

A「それ取って」

B「それってどれ?」

A「醤油に決まってるだろ……」

さて、AとB、どちらが発達障害か?

今、世間ではBが発達障害とされている。

具体的に言われないと分からない、察することができない、空気が読めない、行間を読めない。

確かに、それらは発達障害の特徴である

しかし、実際にはAの方が重度の発達障害である

Aは「それ」が醤油だとわざわざ言わなくても伝わるはずだと思ったから言わなかったのではなく、

自分にとっての「それ」が醤油であることは口に出さなくてもBが共有している情報だと勘違いしているのである

この「自分の持っている情報は伝えない限り他人とは共有されていない」という当たり前の事実を正確に理解できない、というのが発達障害の本当の問題である

身近に発達障害者がいない人には到底信じられないかもしれないが、

彼らは誰がどう考えてもお前しか知らないだろそれ、という話を、こっちが知っている前提で話してくるのだ。

そして、そういった発達障害特性世間にあまり認識されていない。

実際には発達障害者こそ他人に「察する」「空気を読む」ことを強要しているのだ。

発達障害者は必ずしも弱者ではないし、その特性ゆえに身近な人を苦しめることもあるのだという認識を持ってほしい。

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    「そのやり取りだけではわからない」だろー???

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    A「あそこ舐めて」 B「あそこってどこ?」 A「お尻の穴に決まってるでしょ」 B「分かるかよww」 この場合、いつもお尻の穴を舐めてもらっているとすれば、Bが発達障害、 一...

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