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サンマ缶2779万個を回収 マルハニチロ、異物混入か

朝日新聞デジタル 11/4(金) 21:00配信

 マルハニチロは4日、サンマのかば焼きの缶詰3種類、計約2779万個を回収すると発表した。セブン&アイ・ホールディングス向けに製造した商品の購入者から1日に「金属片が入っている」と苦情があり、製造段階で混入した恐れが出たため。

【写真】マルハニチロが回収を決めた缶詰「マルハ さんま蒲焼 100g」

 対象は、同じ工場でつくった(1)「マルハ さんま蒲焼(かばやき) 100グラム」(賞味期限2016年12月1日から、18年5月1日までのもの)、(2)「マルハ 北海道産さんま蒲焼 秘伝つけ焼き 100グラム」(同)、(3)「セブンプレミアム さんま蒲焼 100グラム」(賞味期限16年11月12日から、18年5月14日までのものと、19年6月17日のもの)。

 いずれもグループ会社の釧路工場で製造された。苦情で見つかった金属片は約17ミリ大で、焼き網の一部とみられる。製造ラインにはX線異物検出器を導入していたが、設定ミスで10ミリ以上の異物は検出できないようになっていた。

 問い合わせは0120・040・826。平日午前9時~午後5時、5日(土)と6日(日)は午前9時~午後5時。

朝日新聞社

最終更新:11/5(土) 0:03

朝日新聞デジタル