「海女サミット」始まる 三重 志摩
日本と韓国に受け継がれている、女性が海に潜って行う漁、海女漁の活性化などについて話し合う「海女サミット」が三重県志摩市で始まり、女性たちが意見を交わしました。
海女サミットは、全国20の府県と韓国から海女の人たちや関係者などおよそ300人が参加して、4日と5日の2日間、開かれます。
4日は、志摩市安乗地区の海岸で、海女たちが水産資源の回復を願い、海に潜っておよそ3000個のアワビの稚貝を放流しました。
参加した岩手県久慈市の藤織ジュンさん(25)は「各地の海女の伝統を勉強して、海女文化を発信していきたい」と話していました。
このあと市内のホテルに場所を移し、海女漁の活性化などについて意見を交わしました。
この中で、三重県鳥羽市で活動する女性は「かつてはアワビを1日で10キロ取っていたが、今は1キロが精いっぱいだ」と話し、韓国のチェジュ島の女性も「アワビが減ってサザエを取る人が増えている」と話すなど、資源の減少が課題になっていることが報告されました。
海女サミットでは、後継者の確保や文化の継承などについても話し合われることになっています。
4日は、志摩市安乗地区の海岸で、海女たちが水産資源の回復を願い、海に潜っておよそ3000個のアワビの稚貝を放流しました。
参加した岩手県久慈市の藤織ジュンさん(25)は「各地の海女の伝統を勉強して、海女文化を発信していきたい」と話していました。
このあと市内のホテルに場所を移し、海女漁の活性化などについて意見を交わしました。
この中で、三重県鳥羽市で活動する女性は「かつてはアワビを1日で10キロ取っていたが、今は1キロが精いっぱいだ」と話し、韓国のチェジュ島の女性も「アワビが減ってサザエを取る人が増えている」と話すなど、資源の減少が課題になっていることが報告されました。
海女サミットでは、後継者の確保や文化の継承などについても話し合われることになっています。