仮想通貨のビットコイン(bitcoin)が、いよいよ日本でも本格的に普及する見通しになってきました。ビットコイン初心者によくあるありがちな勘違いを5項目にして簡単にまとめてみました。
目次
①ビットコインってどんなコインなの?
はい。ビットコインはコインではありません。よく、ビットコイン持ってるの?見せてよどんなの?と言われる事があるのですが、ビットコインは100円玉や10円玉のような硬貨ではありません。
ビットコインは仮想通貨で、コンピュータ上の数字です。その数字を見ても何の事か分からないと思います。
手にとってみる事ができるような、形はありませんが、そのPC上の数字に価値があると思われて、信用されているので流通しています。
②ビットコインってポイントや電子マネーのようなものでしょ?
はい、目に見えないという点においてはポイントのようなものでが、厳密にいうと違います。
例えば、楽天ポイントを挙げると、楽天ポイントは発行元が「楽天」のポイントです。楽天の信用で成り立っているポイントです。
ビットコインにはこの発行元という概念がありません。あえていうなら、発行元はビットコインを利用するユーザー全員です。利用者同士の信用でなりたっているのがビットコインなのです。
③ビットコインは潰れたとだいぶ前ニュースでみたよ?
はい。それは、2014年のマウントゴックス事件のニュースの事です。
当時TVやニュースでビットコインが無くなったなどと騒がれましたが、その事件はビットコインの取引を行う取引所が倒産した話であって、ビットコイン自体には何ら関係はありませんでした。
しかし、当時のニュースではビットコインを理解している人が少なく、まるでビットコインが潰れたかのようなニュースとなって放送されいました。
マウントゴックス社の社内体制(業務上横領)などが原因で取引所が潰れただけの事件でした。
④ビットコインって銀行で買えばいいの?
いいえ。銀行では売ってないです。東京三菱UFJ銀行にいけば、独自に開発した仮想通貨「MUFGコイン」が買えるくらいですかね。
ビットコインは仮想通貨の取引所と販売所で買えます。
⑤ビットコインって、なんで人気が出てきたの?
はい。色々要因はありますが、大きなターニングポイントでいうと、2013年ギリシャ危機や、キプロス危機など、自国の法定通貨を国民が信用できなくなったタイミングに注目され始めました。
2016年現在でも南米のエクアドルやベネズエラなど、デフォルト危機のある国ではビットコインが盛んに取引されています。
デフォルトされて自国通貨が紙くずになるくらいなら、世界で信用されているビットコインを購入しておこうという考えですね。
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