いつも以上に装飾が凝っています。
これまでに、「Fallout 4」に登場するディストピアな武器4種類や、「ドラゴンボールZ」トランクスの剣などを制作してきた鍛冶屋チーム。
そんな彼らが「ハリー・ポッター」シリーズでバジリスクを倒したり、吸収した毒でヴォルデモート卿の分霊箱を破壊したりするなどの大活躍を見せた、グリフィンドールの剣を制作しました。
こちらはAWE Meからの動画でした。
この剣はハリーの時代から1,000年前に、ゴブリンの王ラグヌック1世が純銀で作ったもの。ホグワーツの創設者であるゴドリック・グリフィンドールの名が刻まれた、大変由緒のある剣です。
再現するのに最も大変だと思われるのは、鍔や柄の部分。そこにはユニコーン、光の球、グリフィン、魔法使いなど、さまざまな細かいシンボルがこれでもかと彫られています。
なので、ここは片面だけ手彫りでこしらえ、反対の面は型を取って複製するというやり方を採用したようです。
鋳造用の電気釜で銀を1,000度まで溶かし、両面に装飾が施された鍔の型に流し込んだ後、取り出してまた手彫りで仕上げの作業に取り掛かります。あとはバラバラに作ったパーツを合体させて完成。
ワックスや電動ローター使って複製を作るのは現代の技術ですが、それ以外は昔から受け継がれる鍛冶屋の技術が使われているようです。それでここまで美しい剣が完成するのですから、伝統的な技術のすばらしさを感じます。
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source: YouTube
(岡本玄介)